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お越しの皆さまへ

ツレツマ

Author:ツレツマ
皆さまお越しいただきありがとうございます。夫(ツレ)が肝臓がんになりました。肝臓がんと肝硬変治療に関してとB型肝炎訴訟のことなどを記しています。(2012/1/27)

ツレツマこと、私も、乳がんになってしまいました。乳がん治療の記録も合わせて綴ってゆきます。(2016/2/4)

2022年2月よりツレツマ体操教室を開きました。勉強したことや時には愚痴っぽいこともこちらに記してゆきます。よろしくお願いします(2022/5/1)

個人的に勉強したことも書き留めてゆきますが、専門家ではなく素人ですので情報には誤りがあるかもしれません。その点よろしくお願いします。写真は愛犬のアリスです。

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ラジオ派での治療でまた入院が決まりました

2017.04.05 16:47|2017年
4月5日 肝臓内科にて

『1個について、ラジオ派ができると言うことです』
『それはカテーテルでの薬が抜けたところの可能性があります』
『・・・』(画像を見ている先生)
『そうですね、薬が沈着してないところですね』
『他にもまだ2個ありますが』
『まずは可能なところから治療してゆくと言うのが良いかと思います』
『他のも出来るようになってから、というと、もうちょっと待って、ということになりますが』
『1個ずつ分ってくればイイですけど、バーッと複数いっせいにでちゃったりするような』
『そういうこともあるので、分かったところからやっていった方がイイでしょう』
『ガンマーカー数値は、一旦減りましたが、また上がって来てます』
『肝臓の機能自体は、うまくコントロールできてます』

と、いうことで、
5月17日が施術で5月16日入院となりました

ラジオ派で、1個を狙います



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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体

造影エコー検査 1個見えました

2017.03.31 21:07|2017年
3月31日 造影エコー検査

『1個は見えるようになりましたね』
『どうするかは、先生と相談してください』

エコーで見えるようになった、と言うことは

ラジオ派焼灼術が出来るということ

カテーテルでの治療が成功しなかったガンも
ラジオ派なら、殺せるよね

担当医師との相談は4月5日

一個だけでも、先にやっつける?


ツレ:去年はいつラジオ派やったんだっけ?

私の入院の前の月だったから4月だったよ

ツレ:えっ、もうそんな前になる?
    もう1年経つのかぁ~?
   去年10月くらいにやらなかったっけ?

で、記録をめくってみた

2012年2月 腹腔鏡切除術
2015年10月 ラジオ派
2016年4月 ラジオ派
2017年2月 カテーテル

10月は、一昨年の話でしたね

これからまだ何度繰り返して
入院して治療してゆかなければならないのかな~

早くもう一度根絶させたいものです



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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体

タグ:エコー

1個はしっかり薬が留まっている、他のは?

2017.03.01 15:19|2017年
ツレは、朝7時半ごろに家を出て
血液検査とCT造影検査を終えたところで
いったん帰宅10時前

一時間ほどして、再び
私も一緒に病院へ
(病院が近いのはイイね~)

診察の順番がきたのは、12時ごろ

順番を待っている間、後ろの方からうるさい
「いつまで待たせるんだよ」
「なげえことかかるなぁ」
「どうにかしろよ~いつまで待たせるんだよ」
「あと二時間はかかるんじゃないかい」
「たまんないよなぁ」
「二ヶ月にいっぺんってたってやってられない」
「薬だけもらって帰ろうや」
「おい、めし食いにいこう」
足の悪い奥さんと一緒に待合室を出て行った
気持ちはわかるけどねぇ
大きな声で、奥さんもたまったもんじゃないわね


さて、

以下、担当医師
造影CT検査の結果と
手術前の映像を見比べ
『うーん、ふーん・・』
『こっちの一個に関しては薬がしっかり留まっていますね』
『・・んーん』
『と、あとの二個は、ちょっと・・留まってないようです』
『腫瘍マーカーは、ちょっと下がりましたけど』
『でも、まだ、231あります』
『遅れて下がって来ると言う期待もあるんですけど』
『まだ残存しているところが原因となっている可能性』
『残存している箇所については、カテーテル再度挑戦できる』
『同じ箇所で、ラジオ派が出来るようならラジオ派もします』
『繰り返し見ていかないと、ですね』
『もう一つ、わずかにポチッとあるのは、乏血性ですね』
『造影エコーをしてみましょう、いつにしましょうか』
『特に緊急性のあることではないので~』
『まあ、この日くらいで、と』

3月31日に、造影エコー検査
4月5日に、その結果をふまえての診察、血液検査

今回は、花粉症のお薬なども処方していただいた
肝臓以外のことでも相談にのって下さるのは助かります

ビーズについての質問について
『ビーズでの塞栓のあと、ラジオ派しても、それは大丈夫です』
とのお応え、他に詳しい話はなし
待っている方が大勢おられることですし
しつこく聞いて時間を取らせるのは忍びないので、これだけ

診察時間約15分間でした

結論としては
カテーテルで治療した3ヵ所について
1ヶ所は、しっかりと薬が留まっている⇒効果期待
2ヵ所は、薬が留まっている様子がない⇒効果期待できず
と、いうことなんでしょうね
そして、もう1個は、乏血性なので様子見

なかなか、すっきり全滅、というわけにはいかないものですね



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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体

新しい塞栓物質(球状微粒子マイクロスフィア=ビーズ)

2017.02.19 18:25|2017年
『塞栓物質についてなんですが、二種類あります』
『ゼラチンスポンジにするか、ビーズにするか、なんです』

と、入院時に担当医より説明があった


「ゼラチンスポンジのほうは、ゼラチンですよね
ビーズのほうは、何ですか?」

と、問いましたら

『ビーズはその名の通りビーズ状のものです』

そんなことは、分ってるわい

「はい、ビーズと言うからには形状は分かりますが
材質はなんでしょうか?という質問ですが」

『えーっ材質についてはメーカーに問い合わせないと分かりませんが・・』

おいおーい、そりゃないでしょ
材質について把握できてない?
そんなんで良いのかよ~

まあ、知らないことを突っ込んでも仕方なし



さて、

『日本では、抗がん剤を油性造影剤(リピオドール)に混ぜて肝動脈内に投与したのち、
塞栓財の多孔性ゼラチン粒(ジェルパート)というゼラチンで塞栓する方法が標準的である。
これに対して欧米では、塞栓財として非吸収性の球状塞栓物質であるマイクロスフィアを用いて
TACEを施行する方法が標準的となっている。
マイクロスフィアの特徴は、粒子径が均一、凝集が起こりにくい
マイクロスフィアとゼラチン粒を用いたTACEの海外の報告では
両者の治療生成績には差がなかった
日本でも、2014年2月、マイクロスフィアが肝細胞がんに対する
TACEへの適応を取得し発売となった。』
(病院の説明より)

ということだが、

『二つの塞栓剤の治療効果の優劣については、これまで明らかではない』


そこで、

『どちらの塞栓材が適しているかを調べるために試験を行う』


ということであった

どちらを使用するかについては
医師にも患者にも選択権はなく
コンピューターによる無作為振り分け選択である


で、ツレは
『従来通りのゼラチンスポンジで行いました』
と、術後報告があった



*期待される新しい塞栓物質“ビーズ”(2013年10月)
(がんサポートHPより)
『現在TACEでは、動脈を塞ぐ塞栓物質としてゼラチンスポンジを用いているが、最近これに代わる「ビーズ(Beads)」という球状の新しい物質が開発され、注目されている。
ゼラチンスポンジは大きさや形がまちまちで、カテーテルから注入しても、手前で詰まってしまい、標的とする血管の奥まで流れて行かないこともあった。
これに対して、ビーズは大きさが規格化されている上、小さなものから大きなものまで各種サイズが揃っている。このため、塞栓する動脈の太さに応じて適切なビーズを選ぶことが可能で、「より強力な塞栓効果を期待できる」』


*肝臓がんのビーズ治療
①血管内を転がり、目的の深さで停止する。腫瘍周囲の丁度良いところで止まる。
②リピオドールのように細かくなりすぎて胆管を障害するようなことがない。
③血流が遅くてリピオドールが到達しないところでも、転がり込んで阻血効果を発揮できる。
④合成樹脂で作られていることから、阻血効果が長続きする。
Dr.MASA様 血管探索記より)


なんか、こういう記事を読みますと、、
ビーズでやって欲しかったなぁ~とも思いますがねぇ
大学病院での治療は、ある意味「臨床実験」も含まれますね

ビーズ使用でなくても、がん細胞が死んでくれればOKですけどね!


材質は、合成樹脂(プラスチック)なんですね
担当医師に教えてあげようかしら?


と、思ったりしたところで、
ビーズでTACEを行った箇所のガンが根治されてなくて
後日、同じ個所をラジオ派焼却をするということは可能だろうか?
合成樹脂が体内で溶けるか燃えるかしたらどうなる?

という疑問が湧いてきた

ちょいと調べてみよう~っと⇒後日掲載
(先生にも質問する予定)



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バルーン閉塞下肝動脈化学塞栓術(B-TACE)

2017.02.17 22:32|2017年
ツレが受けたTACEは、B-TACE

『日本では、近年、TACEの治療効果を上げる方法として
マイクロバルーンカテーテルを用いて
バルーン塞栓下で抗がん剤と塞栓剤を投与する方法が多く行われ
当院でもこの方法を取り入れています(B-TACE)』
(病院の説明より)


肝動脈化学塞栓術TACE
(1978年日本おいて世界初)
T⇒transcatheter
A⇒arterial
CE⇒chemo- embolization

そして、冒頭のBは
バルーンBALLOONの、B
バルーン閉塞下肝動脈化学塞栓術 (balloon occluded TACE)


『肝動脈化学塞栓術(TACE)を行う際、先端に小径の風船のついたマイクロバルーンカテーテルを用いて、肝動脈を一時的に閉塞させ、その結果起きる肝臓内の血流動態の変化を利用して、抗癌剤や塞栓物質を腫瘍部により選択的に注入する新たな手法(Balloon occluded TACE:B-TACE) があります。これにより健常な肝臓に与える影響を軽減し、かつ腫瘍への抗癌剤の集積が増加し、より効率のよい治療が可能になります。 』


ツレのように血流の少ない場合は特に、抗がん剤&造影剤が入りにくいが
栄養を送っている動脈を バルーンで広げ、かつ血流を止めた状態で
集中的に薬剤を押し込むことにより、治療効果を上げることが出来るということ
血流を止めることで、周りへ薬剤が流出しないので健康な細胞への影響も少なくて済む


ふーーん、どんな仕組みなのかなぁ~、と頭で想像
カテーテルの図や映像なども観て、なるほど~と、理解



1に切除術
2にラジオ派
1,2が出来ない場合にTACE、で
TACEは、ガン抹殺のイメージはなかったけれど
進歩した新しいTACEでの治療に期待したいです



3月1日のCT検査で良い報告が得られますように・・
残った1個については、引き続き要観察
そして、これ以上、新しい腫瘍が発現しませんように・・




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タグ:塞栓術