13時に入退院受付へ
その前に、病院内の食堂でランチ、美味しかった
受付終わったら、レントゲンと心電図へ直行
病室に行ったら
すぐに、血圧測定、尿検査、便検査、採血
そして、間もなく、担当医からの説明
病室にて、本人に間違いないことを確認
手首に確認のバンドを付ける
説明は別の部屋にて画像を見ながら受ける
以下、担当医の説明の記録
ラジオ派では、がんの周り5ミリが焼灼域となり、
がんが焼き残らなければ、その部分においてはまず再発はしない
再発率としてはだいたい手術と同じくらいであり、一番効果のある治療だと言える
肝細胞がんの治療として、基本的に、手術、ラジオ派、カテーテルでの治療の三つがあるが
手術とラジオ派は、同じくらいの効果、で、カテーテルが、ちょっと弱い
肝細胞がんというのは、B型C型肝炎や、肝硬変とか
肝臓が悪いベースがあって出来てくるもの
健康な肝臓には、まず肝細胞がんは発生しない
つまり、そういう状態の肝臓であるかぎり
取ってしまえばもうお終いということにはならない
どの治療法を使っても、他の場所での再発はある
だけど、取った場所については再発はしない
ラジオ派で焼けた部分には傷が残る
エコーなどで見ると焼いた後が見える
ラジオ派を繰り返しやってゆくと、だんだんラジオ派は出来なくなってくる
それは、焼けた跡が残ってくると、その後ろ側が見えなくなってくる
そういうことで、がんの治療を繰り返していくうちに
カテーテルでの治療がメインの治療になってゆく
ツレの場合、今はMRIにおいて、怪しいのが四つある
そのうち二つがエコーで見えているので、その二つをやってしまいましょう
ラジオ派はエコーで見ながらやるものなので、見えないものは危なくて出来ない
表面にあるものについては、エコーでは見えずらい、そして、焼けるときは痛い
今回は、二個の予定だが、エコーで見えれば、三個やる可能性もある
二個、二個、で分けてやることも考えられる
四個見えれば、ちょっと無理して四個やることもできるが
過去の実績から、三個以上は同時に焼かないほうが良いということになっている
三個以下か、三センチ以下、というのがラジオ派で治療できる条件
それより多い数の治療をする場合や、三センチ以上の大きさの場合は、カテーテルとなる
今回、もし、また五個とかに増えていれば、そういう場合は、
三個だけラジオ派でやっても、他のが残るのであまり意味がないので
カテーテルでの治療に変更になるかもしれない
肝細胞がんというのは、組織の検査はせずに、画像で判断する
他のところと染まりが違うことで判断する
それは、血の流れががんに集まってくるから、見える
典型的なものは、造影剤を入れるとすぐに染まって、だんだん色が抜けて行く
だが、中には色はここでは染まらないで、ただ抜けるだけのがある
時間が経ってくるとだんだん、造影剤が周りの組織に抜けて行く
そういうタイプのものがある
肝細胞がんには、2タイプあり、基本的には、良いものと悪いもの、となる
染まってしまうものは「低分化がん」進行してきたがん
染まってこないで後で抜けるがんは「高分化がん」あまり毒性が強くない
これは血が来てないということ、血が来てないとがんは栄養もらえない
栄養が来ないので細胞が増えずに、同じような形をとる
ツレの場合の、今回は四つとも、そんな感じのがん
小さいものだが四ヵ所抜けるところがあって、そのうち二つがエコーで見えている
MRIだけ写ってしまう病変もあるが、かなりグレーであり、経過を見ないと判らない
ただ、二個については、高分化であってもがんには違いないので治療する
残りの見えないものに関しては、エコーで見えていないだけか
ただ最近のエコーもかなり優秀でMRIと同じくらいであるし
前回から日にちが経っているので、グレーからがんっぽくなって写ってくるかもしれない
それが、三つを超えてきたら、相談となるが、今のところ、二個を狙ってやる予定
手術は肝臓を切り取るため繰り返しは出来ないが、
ラジオ派は三個以下であれば、見えれば何度でも繰り返しできる
グレーの部分については、経過を見て行けば良いかと思う
がんマーカーの値は、見えている高分化がんに反応しているものだと考える
その二個ついては高分化がんとの診断が出ているので治療を行う
MRIだけの指摘は、グレーなので様子を見る
取ったあとでマーカーが下がれば、治療が効いた証拠になる
ちゃんと焼けるか、個数も増えていないかどうか、大きさに変化はないか
今日か明日、エコーでの最終確認をする
出来そうであれば、治療実施は、明後日となる
患者の確認等などにも時間はかかるが、治療自体は二個であれば、一時間くらいで終わる
当日は、まず、朝のうちに点滴をする
局所の麻酔はやる瞬間に行う
全体の痛み止めも手術室に行ってから行う
翌日にCT検査を行い、これでちゃんと焼けているかどうかを確認する
エコーでも確認する
何度か血液検査も行い
出血もなくちゃんと焼けているようであれば、一旦、退院となる
退院は治療後、だいたい五日くらいになる
(
つづく)
一昨日より、異常に喉が痛くなった私
夜も喉の痛みと、鼻づまりで苦しく寝られず
昨日は、朝から、耳の方にまで痛みが広がり、困った~
こんな時に風邪なんか引いてられないぞ!
イソジンのうがい、喉の奥までしっかりうがい繰り返し!
これでもか!これでもか!とイソジンうがい
そしたら、午前中の痛みが午後になったら退いてきた
イソジンさまさま~
でも、ほんと、疲れましたので、続きは明日
テーマ:癌
ジャンル:心と身体