fc2ブログ
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
お越しの皆さまへ

ツレツマ

Author:ツレツマ
皆さまお越しいただきありがとうございます。夫(ツレ)が肝臓がんになりました。肝臓がんと肝硬変治療に関してとB型肝炎訴訟のことなどを記しています。(2012/1/27)

ツレツマこと、私も、乳がんになってしまいました。乳がん治療の記録も合わせて綴ってゆきます。(2016/2/4)

2022年2月よりツレツマ体操教室を開きました。勉強したことや時には愚痴っぽいこともこちらに記してゆきます。よろしくお願いします(2022/5/1)

個人的に勉強したことも書き留めてゆきますが、専門家ではなく素人ですので情報には誤りがあるかもしれません。その点よろしくお願いします。写真は愛犬のアリスです。

カテゴリ

最新記事

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

勉強させていただいているサイト

最新コメント

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

FC2カウンター

おすすめ商品

オプジーボ、進行肝細胞がんにも効果

2021.05.27 12:48|ニュースなどから


オプジーボ、進行肝細胞がんにも効果 近畿大学など治験
5/27(木)
『 近畿大などの国際共同研究チームは、肝臓の働きが悪くなった肝細胞がん患者に、がん免疫治療薬の「ニボルマブ(商品名オプジーボ)」を臨床研究(治験)で使い、効果と安全性を確認した。免疫治療薬は肝臓の働きが保たれている患者だけに使われてきたが、肝臓の働きが悪くなっても使える可能性を示した。27日、国際専門誌に論文を発表した。』

『 肝細胞がんには肝硬変などが合併していることが多く、患者は肝臓の働きが悪い場合がある。肝臓の働きが悪いと、重い副作用が出る恐れがあり、免疫治療薬は通常使われない。肝臓の働きはさまざまな検査を組み合わせた点数によりABCで評価される。治験でも肝臓の働きがよくAと評価された患者だけを対象にしてきた。

 チームは、これまでの研究からニボルマブには肝臓の働きを上げる可能性があるとみて、治験を計画した。肝臓の働きがBと評価された進行性の肝細胞がん患者49人にニボルマブを使い効果と安全性を調べた。

 治験では、がんが消えるか3割以上小さくなった患者の割合は12%、重い副作用が出た割合は24%で、効果や副作用はこれまで報告された肝臓の働きがよいAの患者に対する結果とほぼ同じだった。生存期間の中央値は7・6カ月だった。これまで、ソラフェニブという薬を使った研究で報告された生存期間の5・2カ月を上回った。

 近大の工藤正俊教授は「これまで治療法がなかった患者に免疫治療薬が使える可能性を示した」と話す。

 ニボルマブはノーベル賞受賞者の本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授の研究をもとに開発され、さまざまながんで使われている。』



副作用がでることは想定内
「がんが消えるか3割以上小さくなった患者の割合は12%」
って、微妙な数字だけど、効果があることだけは確かなよう

「生存期間の中央値は7・6カ月」
これも、ちょっと微妙・・?

いずれにしても、肝臓がんに対する
治療方法が増えることは良いこと


しかしながら

画期的な抗がん剤「オプジーボ」に劇症肝炎の副作用―厚労省

オプジーボの重大な副作用に劇症肝炎が追加


という情報もあるので
主治医の先生と相談の上、慎重に使用しないとですね



にほんブログ 病気ブログへ web拍手 by FC2

テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体

タグ:オプジーボ

終末期がん患者4割に痛み

2020.10.31 17:07|ニュースなどから


終末期がん患者、4割に痛み 緩和ケア「一層対策を」 がんセンター
10/31(土) 7:42配信

『 がんで亡くなった患者の4割が、死亡する前の1カ月間に痛みを感じていたとの推計を国立がん研究センターがまとめ、31日付で公表した。
 一部の患者は、苦痛を和らげる緩和ケアを十分に受けられていない可能性があるという。』



がんに限らず、
耐えがたい痛みを抱えて生きることは
想像するだけでも辛い

肝臓がんが進行した場合
どんなふうに痛みが出てくるのかな・・

肝臓がん末期(健康長寿ネットHPより)
『肝がん末期では、肝臓の機能が障害されることで著しい体重減少や黄疸、腹水、全身のかゆみ、むくみ、疲労感のほか、腹痛や下痢などの多彩な症状が見られるようになります。さらに、肝臓特有の有害物質を解毒する作用が低下することで、脳の神経が有害物質によって障害される「肝性脳症」と呼ばれる症状が出現することもあります。肝性脳症をひきおこすと認知症のような状態になったり、こん睡状態に陥ってそのまま命を落としたりすることもあります。

 肝がん末期になると、リンパ節や骨など、他の臓器へのがんの転移も起こります。転移したがんは、それぞれの臓器に応じた症状をもたらします。例えば、骨転移した場合は、骨の激しい痛みや、病的骨折などを起こしやすくなります。』




ツレは頑張って治療を続けているけど
一生これが続けられるのか、、

高齢となれば
体力の衰えや認知の問題も出てくるかもしれない
そんなときは、今のような治療が出来なくなる可能性も
ないとは言い切れない、けど

どうか、元気に長生きしてね



《追記、余談、母の痛みのこと😢》

遠方に住む母は現在健在ではあるけれど
体が左右にS字型に曲がっていて、不自由している

一番最初に痛みが起こったとき
「こんなに痛いなら、もう死にたい」と思ったとか
トイレにも、必死に這っていってたそうだ

それを聞いて様子を見に行ったとき
父はこう言った
「ハハハ、動物みたいに四つん這い~」
「痛い痛い、言うな!」
「ばあちゃんは痛くてもガマンしてたぞ」
「しっかりガマンしろ!」

えっ、はあ~~


同居している長男は、こう言った
「そんなに痛がってるなんて知らなかった」
「お父さんが言うことには逆らえない」
「だから、病院へは連れて行かなかった」

はあああ~~


可哀想なお母さん、ごめんね
痛かったね、死にたいほど痛かったんだね

最初の骨折で、体が傾き
それを補正しようと力が働き
逆方向へも体が傾いた、としか考えられない
それで、S字型の体に・・・

介護保険を使うようになってケアマネさんたち
「なんでこんな風に曲がっちゃったのか、理解出来ないですね」
「最初の処置がどうだったのか、疑問ですね」


(・・余談で内輪の話を、すみません、ツレツマより)



にほんブログ 病気ブログへ web拍手 by FC2

テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体

治療薬がない…コロナ禍のウラで「悪夢の細菌」が増殖

2020.08.15 13:23|ニュースなどから
コロナばかりが取り上げられてますが

治療薬がない…コロナ禍のウラで「悪夢の細菌」が増殖していた!
8/16(日) 8:01配信

『新型コロナウイルス感染症はウイルスによる感染症だが、実は細菌による感染症もいま私たちの社会に深刻なダメージを与えようとしている。』

『 英国の研究レポートによると、薬剤耐性菌での死亡者数は現在年間70万人だが、何も手を打たなければ2050年には1000万人に膨れ上がり、がんの死亡者数(推計820万人)を上回るという。

 また、日本の調査では、国内で毎年8000人以上が死亡しており、発生から半年が経過した新型コロナでの死亡者数(7月8日時点980人)を数倍上回っている。』

『まったく効かないのに風邪などウイルス感染症の患者に投与したり、診断がはっきりしないまま医師が「念のため」に投与したり、どんな疾患にも“効果抜群”と思い込んだ患者が「抗生物質(抗菌薬)をください」と医師に要請したりするケースも多い。そういう誤った投与が耐性菌を増やしていった面もある。

 また、抗菌薬は肥満を誘発するのでブタ、ウシ、ニワトリなど家畜を太らせるために大量投与し、そこで発生した耐性菌が食肉を通じてヒトに移っていったとされる。

 80年代以降、製薬企業は抗菌薬から徐々に手を引いていった。生活習慣病、がんなど、より長期安定的に高収益を得られる分野に研究開発の軸足を移したのだ。

 それを幸いと薬剤耐性菌は種類、強度を増すばかり。そして、いまどんな抗菌薬も効かないスーパー耐性菌が登場した。スーパーというよりむしろ現代のモンスターと言った方がいいかもしれない。米疾病対策センター(CDC)はこれを「悪夢の細菌(Nightmare bacteria)」と称し、警告を発している。』



耐性菌を増やしていった原因

* まったく効かないのに風邪などウイルス感染症の患者に投与
* 診断がはっきりしないまま医師が「念のため」に投与
* どんな疾患にも“効果抜群”と思い込んだ患者が医師に要請

そして、
* ブタ、ウシ、ニワトリなど家畜を太らせるために大量投与
そこで発生した耐性菌が食肉を通じてヒトに移っていった

特にブロイラーは薬漬け状態での育成
薬剤耐性菌は生まれて当たり前


薬剤の問題だけでなく、いろんな意味で、
我が家では、スーパーなどで安価に売られている
ブロイラーは買わないです


「までっこチキン」
手間ひまかけて大切に育てています。
日光と自然の風が入る鶏舎で飼育し、出荷後に清掃、洗浄を徹底的に行うことで、
全期間において抗生物質、合成抗菌剤を使用していません。

「米沢郷牧場」
抗生物質、抗菌剤などの薬剤は一切使用していません
自然の風と光が入る鶏舎で、一坪当たりの鶏の羽数を抑えて飼育。
鶏にストレスを与えず、健康に育てています。
飼料のとうもろこし、大豆粕はすべて非遺伝子組みかえです

「北浦しゃも農場」
飼料はすべて非遺伝子組換え作物で、抗生物質や抗菌剤も使いません。
飼料に遺伝子組換え作物を使っていません。
また、鶏が余計なストレスを感じないよう、自然の光と風の入る鶏舎で、
1羽当たりの飼育面積もできるだけ広くとっています


(↑パルシステムで扱っている鶏肉です)



にほんブログ 病気ブログへ
web拍手 by FC2

テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体

タグ:耐性菌

まずは確立された標準診療を!

2020.06.24 19:17|ニュースなどから
ツレがガンと診断されたとき
わたしも「免疫療法」なるものに関心を持った

だけど、主治医の先生の助言で
「標準治療こそが一番確実な治療である」ということを理解した
良い先生に巡り合えたことを感謝します
(今は転勤されていらっしゃいませんが)

つまり、下記の記事にもある通り
標準治療とは
「EBM=エビデンス・ベースド・メディシン」という、臨床試験によって有効性が確認されている治療である


自由診療にすがり急逝した乳がん患者の末路
6/24(水) 8:10配信

『日本では有効性が確認されていない、自由診療の「免疫療法」が横行している。適切な治療を受ける機会を逃して、命を落とした患者もいた。その罠(わな)にかからないため、患者として知っておきたい事柄をお伝えしよう。』

『インターネットには、有効性が何も確認されていない「独自のがん治療法」が氾濫している。その大半が「免疫療法」。情報の発信元をたどってみると、大半が高額な自由診療クリニックだ。』

『 現在の医療は、「EBM=エビデンス・ベースド・メディシン」という、臨床試験によって有効性が確認されている治療が基本。これに対して、「独自理論のがん治療」は有効性の保証が何もない。
 こうした現実を一般の患者は知らず、国家資格の医師が勧めるので、確かな根拠があると思い込んでしまう。』

『一度信じてしまうと、その呪縛から逃れるのは難しい。』

『 国内には300以上のクリニックが、自由診療の「免疫療法」を行っている。本庶佑氏の研究(オプジーボ)も、「免疫療法」と呼ばれることが多いために混同されやすいが、両者は似て非なる治療法だ。』

『 最近は、抗がん剤治療と並行して自由診療の「免疫療法」を勧めるクリニックも増えているが、有効性は確認されていない。そればかりか、オプジーボと「免疫療法」を併用した患者が、副作用で死亡する事故も起きているので、リスクが高いと考えるべきだろう。

 効果が証明できない「独自のがん治療」で、莫大な治療費を取る──。

 一般の感覚では詐欺に等しい行為だが、医師には「裁量権」が認められているため、違法ではない。「裁量権」とは、専門的な医学知識や臨床経験をもとに、医師が治療方法や時期を選択する権利のことだ。
 保険診療は、基本的な治療手順が決められているが、医師の裁量に任されている自由診療は、治療効果が見込めなくても高い治療費を取ることが可能なのだ。』

『 がん治療の現場を取材して痛感するのは、「最初の治療選択」が最も重要であることだ。今回ご紹介したように、その選択を間違えた結果、助かるはずの命を失う人も実際にいる。
 こうした悲劇を避けるには、まず信頼できるソースから情報を得ること。インターネットなら、国立がん研究センターが運営している「がん情報サービス」にアクセスするのが確実である。そして、がん治療の中には、受けるべきではないものが存在するという、ネガティブな情報も知っておくことが必要だ。』


(↑一部転載、全文はリンク先で)


標準治療というと、その言葉から
「普通の治療という意味だからもっと良い治療があるはず」
「標準治療よりも先進医療の方が、もっと効果がありそう」
「標準じゃなくてなく、もっと高度な医療を受けたい」

と思ってしまう方も多いと思う


でも、標準治療というのは
科学的な根拠に基づいて、
現時点で最良の治療であることが証明されている治療のこと

ということを忘れないで!


同じようなことを繰り返して言いますが

ガンの標準治療というのは、

・大規模な臨床試験を実施して
・治療の有効性が示され
・かつ、安全面も許容範囲であり

最も推奨される治療法を言います
そして、健康保険が適用されます

藁をも掴む思いで、健康保険が適用されない
標準治療以外の治療にすがりたくなることも
あるかもしれない、でも

標準治療への認識を正しく持ちましょうね



にほんブログ 病気ブログへ 
web拍手 by FC2

テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体

タグ:標準治療

がんと診断された人の10年後の生存率を発表、8万人分の患者情報分析

2020.03.17 20:59|ニュースなどから
がん10年生存率57.2% 前立腺は100%近く 膵臓は5.3% 患者8万人分の情報分析
3/17(火) 10:08配信 毎日新聞

『 国立がん研究センターなどは17日、2003~06年にがんと診断された人の10年後の生存率を発表した。大腸や胃などがん全体で57・2%で、昨年調査した02~05年(56・4%)より0・8ポイント改善した。部位別では、前立腺は100%に近かったが、膵臓(すいぞう)は5・3%で最も低かった。
 10年生存率の公表は今回で5回目。同センターなどが全国がんセンター協議会加盟の19施設、約8万人分の患者情報を分析した。
 部位別では、前立腺(97・8%)、乳房(85・9%)、甲状腺(84・1%)が高く、胆のう胆道(18%)、肝臓(15・6%)、膵臓が低かった。
 10年生存率を巡っては、初公表した1999~2002年(53・9%)から毎年改善している。分析した千葉県がんセンター研究所の三上春夫がん予防センター部長は「がん患者が増える中、医療技術の進歩が生存率の延長に着実に結びついている」と推察した。
 09~11年に診断された人の5年生存率について、全国32施設、約14万人分の患者情報を分析したところ、昨年より0・5ポイント改善して68・4%だった。部位別では前立腺が100%、乳房と甲状腺が90%を超えたが、胆のう胆道、膵臓は30%未満だった。
 詳細は全国がんセンター協議会のウェブサイト(http://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/)で確認できる。

がん生存率
 がんと診断された患者が一定期間生存する割合。治療効果を判定する指標となる。がん以外の病気や事故によって亡くなる割合を取り除いた「相対生存率」が主に使われている。治癒の目安とされる5年後の生存率のほか、治療成績のよいがんでは長期に再発などをみる必要があり、10年生存率が重要な目安となる。』



全国がんセンター協議会のウェブサイトより↓

がんは不治の病から、つきあう病へ、そして治る病へとなりつつある

生存率のデータは、たくさんのがん患者さんの平均的な数字
確率として推測するものであり、一人ひとりの患者さんの余命を決定づける数字ではない

この生存率は、日本のデータとしては最も新しいものではあるが
それでも10年以上前にがんにかかった方のデータも含まれている
というのも、ある程度の年数を経ないと、がん統計は結果が出ないため

現在は医療の進歩により、この生存率の数字よりさらに治療成績は向上していると考えてよい

生存率は、何万人というがん患者さんの生と死の結果わかった数字
受けとめ方によっては、生きる力になることもあるが、
逆にその意欲を失くしてしまわれることもあるかもしれない
ひとりひとりが、そのことを心に刻んだうえでご覧になるように

とのことです




にほんブログ 病気ブログへ 
web拍手 by FC2

テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体