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お越しの皆さまへ

ツレツマ

Author:ツレツマ
皆さまお越しいただきありがとうございます。夫(ツレ)が肝臓がんになりました。肝臓がんと肝硬変治療に関してとB型肝炎訴訟のことなどを記しています。(2012/1/27)

ツレツマこと、私も、乳がんになってしまいました。乳がん治療の記録も合わせて綴ってゆきます。(2016/2/4)

2022年2月よりツレツマ体操教室を開きました。勉強したことや時には愚痴っぽいこともこちらに記してゆきます。よろしくお願いします(2022/5/1)

個人的に勉強したことも書き留めてゆきますが、専門家ではなく素人ですので情報には誤りがあるかもしれません。その点よろしくお願いします。写真は愛犬のアリスです。

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退院後初の通院、カテーテル治療の効果は

2021.08.26 17:58|2021年
8月26日
カテーテル治療7/26
ちょうど1ヶ月経ち退院後初の通院

※本日の血液検査の結果
気になる数値の変化

*アルブミン 4.0 → 4.0  → 4.0→ 4.1  4.1~5.1 ぎりぎりセーフ
*AST(GOT) 87 → 67 → 61 → 41   13~30 だいぶ下がってきた
*ALT(GPT) 101 → 65  → 62 → 42  10~42  ぎりぎりセーフ 
*アルカリフォスターゼ(ALP)  449 → 401 → 381 → 240   38~113
*γGTP 269 → 295 → 300→ 220 13~64
*コリンエステラーゼ 231 → 217 → 222 → 220 240~486


そして、
AFP  PIVKA-II ともに上昇傾向
 

※本日のCT検査の結果
カテーテル治療による薬剤ががん細胞に留まらず
肝動脈化学塞栓療法(TACE)の効果がなかったことが判明

AFP、PIVKA-II ともに上昇するわけだ

ツレには従来のゼラチンの粒で塞栓したが
2014年から血管塞栓用ビーズという新しい塞栓物質が使用可能となっている
ビーズは、従来の薬剤で効果の少なかった患者さんに効果が期待されてるってことなので
もしビーズにしてくれてたら、あるいは薬剤の流出はなかったかも
(入院の時にゼラチンかビーズかについては質問済み)

まあ、そう言っても、仕方なし

で、主治医からの新提案により
「テセントリクとアバスチンの併用療法」
を進めることになった

ということで
「テセントリクとアバスチンの併用療法」について
前述の記事にて紹介しました

医療技術は日進月歩ですね
「テセントリクとアバスチンの併用療法」がうまくゆけば
まだ見えてない小さなガン細胞もなくなるかも?
そしたら、再発が抑えられることになりますね


治療を開始するに当たっての検査
頭部CT(9/9予定) 
心臓エコー(不整脈検査の際、実施済み) 
新たな血液検査(本日、追加項目のため再採血)



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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体

テセントリクとアバスチンの併用療法

2021.08.26 17:40|テセントリク、アバスチン

ツレが新しい治療に挑戦することになり
その療法についてまとめておきます 

テセントリクとアバスチンはHCCに対して承認を得た初めてのがん免疫療法
『 アテゾリズマブ(製品名:テセントリク)とベバシズマブ(製品名:アバスチン)の併用療法が、
切除不能な肝細胞がんに対する効能効果で、厚生労働省に承認されました。』


2020年の秋に『テセントリク、アバスチン併用療法』が承認され
肝臓がんに対する抗がん剤治療が新しい時代に入ったと言われています

テセントリクとアバスチン、切除不能な肝細胞がんに対する併用療法で承認取得
ー中外製薬ー2020.09.30

ロシュ社、テセントリクとアバスチンの併用療法について
肝細胞がんにおける全生存期間の延長を示す最新データを発表

2021年01月18日

承認申請の対象は、
全身薬物療法を受けていない切除不能なHCC患者

・治療対象者
全身化学療法歴がなく、かつ
Child-Pugh 分類 A の切除不能な肝細胞癌患者
全身状態と肝予備能力がともに良好であること

(注)Child-Pugh 分類 Aとは
肝障害度評価、各項目のポイントを加算し
合計点によってA(5〜6点)、B(7〜9点)、C(10〜15点)に分類
kannzoua.jpg


・治療方法
2種類の抗がん剤を順番に点滴する治療となる

『テセントリク』
免疫細胞の働きを強くして、がん細胞への攻撃を助ける薬

『アバスチン』
ガンは新しい血管を作って栄養を取り込み成長するが
その血管を作らせない薬

テセントリクとアバスチンを点滴で体内に入れる
点滴は3週間ごとに繰り返す
1回目のみ入院にて行い(副作用の確認などのため)
2回目以降は通院にて行う


・かかる時間
1回目
テセントリク 点滴60分間  アバスチン 点滴90分間
2回目
テセントリク 点滴30分間  アバスチン 点滴60分間
3回目以降
テセントリク 点滴30分間  アバスチン 点滴30分間

副作用がみられないことを確認するために
始めのうちは時間をかけての点滴となります


・副作用
『テセントリクは免疫細胞を元気にして、がん細胞を攻撃する治療法であるため、
免疫細胞の働きが強くなりすぎることによる副作用が起こる可能性があります。
また、アバスチンは新しい血管をつくる働きを阻害するため、
血のめぐりなどに関連して気をつけなければならない副作用があります。』

とのことで
細かく言えば症状として多岐に渡りますが
下痢や食欲不振などの副作用発現率は低いようです

今までの治療薬に比べて効果が高い事はもちろん
副作用の発現も低く抑えられることから
切除不能な肝細胞癌に対する第一選択薬となりました

なお、この治療を提供する施設、医師、については
厚生労働省のガイドラインを満たしていることが必要です


最適使用推進ガイドライン厚生労働省


※テセントリクとアバスチン併用療法の作用
投与方法、副作用、治療中の生活で注意すること
中外製薬


『予後不良かつ治療選択肢の限られた肝細胞がんに対し』
という文言は気になる
ツレはそういうことなんでしょうか・・




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タグ:テセントリクアバスチン