肝動脈塞栓療法はどうだろう
2015.08.19 23:45|勉強|
肝臓がんの治療には、
切除術、ラジオ焼灼術の他にもいろいろある
肝臓の機能が良く
体力的に懸念のない場合には切除手術が、まず勧められるのかな
そして、がんの個数が少ない場合は大きさも考慮して局所療法
・発生場所が施術に無理のない場合にはラジオ焼灼術
・他臓器のすぐそばにあってラジオ焼灼術が無理な場合は、エタノール注入療法
がんの数が多い場合には、肝動脈塞栓療法
という選択順になるのが基本のようである
その中で、
血管を塞いでがん細胞を殺す肝動脈塞栓療法について調べてみた
『肝臓は、門脈(もんみゃく:腸から肝臓に流れ込む血管)と肝臓の動脈(:肝動脈)という異なる2種類の血液が供給されています。肝臓そのものは門脈からの血液で供給され、肝動脈から供給される割合は20%程度しかありません。その反対に、肝臓がんは門脈から血液が供給されることはなく、肝動脈から供給されています。
肝動脈を止めてしまえば、肝臓そのものも少しダメージを受けますが、門脈があれば大丈夫です。しかし肝動脈が止まると、肝臓がんは栄養源を絶たれたのも同然です。このように、癌を「兵糧攻め」にする治療が肝動脈塞栓術です。』
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/livercancer/care/care02.html
つまり、
健康な肝細胞には、肝動脈からも供血されるが、門脈からの供血が主である
しかし、肝臓がんは、肝動脈のみから供血され、門脈からの供血はない
だから肝動脈を止めれば、健康な細胞は大丈夫だが、がん細胞は死ぬ
という、ことらしい
『肝臓がんの大きさ・個数・肝臓の機能が原因で、手術やラジオ波焼灼療法が難しいケースでも、肝動脈塞栓術は可能なことがあります。治療成績は手術やラジオ波焼灼治療の方が優れていますが、肝動脈塞栓術は様々な患者さんに対応でき、比較的マイルドな治療法です。』
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/livercancer/care/care02.html
ラジオ波焼灼術よりも肝動脈塞栓術のほうが人に優しい
だけど肝動脈塞栓術よりも、ラジオ波焼灼術のほうが治療成績が良い
と、いうことのようだ・・
肝動脈塞栓術は、
『繰り返し治療できるのですが、多くの患者さんでは残念ながら治療抵抗性といって、効果がなくなる状態が出現します。すなわち、最初はTACEが奏効しているのですが、徐々に効きにくくなり、1~2年後に急速に症状が悪化するということがよく見られます。 』
http://inochi-vision.jp/scripts/hcc/hcc_stst.php
(虎の門病院肝臓内科部長 池田 健次 先生のお話より)
うーーん、今回、このお話↑を読ませていただき
まさに、ツレの妹が、そうだったことに気づいた
つまり、肝動脈塞栓術は、他の治療法に比べて、
患者自身の肝臓機能などに対する制限が少ないので多くの人が受けられる治療
だけど、、がん細胞が完全に消える確率はあまり高くない
繰り返し行ってがんを抑え込んでいくというかたちになるが
繰り返すうちに効果は薄くなってゆき、急速に症状が悪化するという確率も高い
ツレの妹は、肝動脈塞栓術での治療を選択
2年半ほど治療を続けていたが効果が見られなくなった
最期の3ヶ月くらいで急速に状態が悪化して亡くなった
(ちょうど3年前、ツレが手術をして半年後になる)
・・やはり、今回は
手術(腹腔鏡手術)か、ラジオ波焼却術を選択しようと思う
そして、術後に、自家がんワクチンかなぁ~
と、私なりに、勝手に考えているところ・・
21日 ソナゾイド超音波検査
26日 肝臓外科と相談(手術をしてもらった病院)
27日 肝臓内科と相談(肝炎治療をしてもらっている病院)
切除術、ラジオ焼灼術の他にもいろいろある
肝臓の機能が良く
体力的に懸念のない場合には切除手術が、まず勧められるのかな
そして、がんの個数が少ない場合は大きさも考慮して局所療法
・発生場所が施術に無理のない場合にはラジオ焼灼術
・他臓器のすぐそばにあってラジオ焼灼術が無理な場合は、エタノール注入療法
がんの数が多い場合には、肝動脈塞栓療法
という選択順になるのが基本のようである
その中で、
血管を塞いでがん細胞を殺す肝動脈塞栓療法について調べてみた
『肝臓は、門脈(もんみゃく:腸から肝臓に流れ込む血管)と肝臓の動脈(:肝動脈)という異なる2種類の血液が供給されています。肝臓そのものは門脈からの血液で供給され、肝動脈から供給される割合は20%程度しかありません。その反対に、肝臓がんは門脈から血液が供給されることはなく、肝動脈から供給されています。
肝動脈を止めてしまえば、肝臓そのものも少しダメージを受けますが、門脈があれば大丈夫です。しかし肝動脈が止まると、肝臓がんは栄養源を絶たれたのも同然です。このように、癌を「兵糧攻め」にする治療が肝動脈塞栓術です。』
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/livercancer/care/care02.html
つまり、
健康な肝細胞には、肝動脈からも供血されるが、門脈からの供血が主である
しかし、肝臓がんは、肝動脈のみから供血され、門脈からの供血はない
だから肝動脈を止めれば、健康な細胞は大丈夫だが、がん細胞は死ぬ
という、ことらしい
『肝臓がんの大きさ・個数・肝臓の機能が原因で、手術やラジオ波焼灼療法が難しいケースでも、肝動脈塞栓術は可能なことがあります。治療成績は手術やラジオ波焼灼治療の方が優れていますが、肝動脈塞栓術は様々な患者さんに対応でき、比較的マイルドな治療法です。』
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/livercancer/care/care02.html
ラジオ波焼灼術よりも肝動脈塞栓術のほうが人に優しい
だけど肝動脈塞栓術よりも、ラジオ波焼灼術のほうが治療成績が良い
と、いうことのようだ・・
肝動脈塞栓術は、
『繰り返し治療できるのですが、多くの患者さんでは残念ながら治療抵抗性といって、効果がなくなる状態が出現します。すなわち、最初はTACEが奏効しているのですが、徐々に効きにくくなり、1~2年後に急速に症状が悪化するということがよく見られます。 』
http://inochi-vision.jp/scripts/hcc/hcc_stst.php
(虎の門病院肝臓内科部長 池田 健次 先生のお話より)
うーーん、今回、このお話↑を読ませていただき
まさに、ツレの妹が、そうだったことに気づいた

つまり、肝動脈塞栓術は、他の治療法に比べて、
患者自身の肝臓機能などに対する制限が少ないので多くの人が受けられる治療
だけど、、がん細胞が完全に消える確率はあまり高くない
繰り返し行ってがんを抑え込んでいくというかたちになるが
繰り返すうちに効果は薄くなってゆき、急速に症状が悪化するという確率も高い
ツレの妹は、肝動脈塞栓術での治療を選択
2年半ほど治療を続けていたが効果が見られなくなった
最期の3ヶ月くらいで急速に状態が悪化して亡くなった
(ちょうど3年前、ツレが手術をして半年後になる)
・・やはり、今回は
手術(腹腔鏡手術)か、ラジオ波焼却術を選択しようと思う
そして、術後に、自家がんワクチンかなぁ~
と、私なりに、勝手に考えているところ・・
21日 ソナゾイド超音波検査
26日 肝臓外科と相談(手術をしてもらった病院)
27日 肝臓内科と相談(肝炎治療をしてもらっている病院)


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