乳輪乳頭温存乳腺全摘手術
2016.03.12 22:55|私の乳がん治療の記録|
私の場合、
手術への希望として「乳輪乳頭は残したい」というのがある
もちろん、誰しもがそう願うのは当たり前
普通に推奨されるところの
乳房温存部分切除手術でそれが叶えられる
そして、さらなる願いは
「乳房を変形させたくない」ということ
本当の早期発見なのだから、なんとか出来ないかな
早期発見の意味を有意義なものと出来ないものでしょうか
そこで、前々より考えていた手術
「乳輪乳頭温存乳腺全摘」(インプラント挿入)について
予習してみることとした
(間違ってる内容があったらご容赦ください)
≪メリット≫
残った乳房の形に合わせて、乳房をもとの状態に近い形にできる
脇に近いほうを切開するので傷が見えにくい
放射線治療を省略することが出来る
乳腺全摘なので再発する可能性が無くなる
≪デメリット≫
年齢とともに形が変化してゆかない
乳頭に乳管が残るため、そこにがん再発の可能性が残る
乳輪乳頭への血流が不十分となり、壊死の可能性もある
体への負担がある
手術は二回(?)
********
今、乳房の形が整うのは良いことだけど
高齢になった時にどういうふうになるのかな~
左右ともにインプラントならばバランスが取れると思うけど
さて、片方だけだからねぇ
それはそれで、慣れてしまえばOKかも
でも、メンテナンスは必要みたい
放射線治療の省略については
する必要がない、というよりは、出来ない、のでは?
放射線治療による皮膚の硬化、縮小でインプラントに対応できなくなる?
乳頭部分に残った乳管に放射線照射が行われないので
その部分に再発しないとは言い切れない面もある
だけど、それは、「ホルモン療法」で予防できるのかも
乳房の中味を取ってしまうので
乳輪乳頭への血流が減っての壊死ということもある
皮膚をどれだけ厚く残せるか、によるらしい
まだ手術例が少なく十分な経過観察期間が得られていないとのこと
等々、考えると、やはり「乳房温存部分切除」が安心かなぁ~
だけど、
「乳房温存部分切除」で、私が心配しているのは
「そんなに変わらないよ」
「少しだけ小さくはなるけどね」
というような曖昧な言葉で安心したら
私が想像していた以上に変形していてガッカリすること
乳頭も引きつれて変な方向に向いちゃうかもしれないし
それから、放射線治療
要するに、乳房が火傷状態になる
皮膚が硬くなって柔らかさはどうなるんでしょう
そんなことよりも、命が助かることが大事
全摘手術を考えると温存できるだけでもOKじゃない!
って、言葉も聞こえてきそうだけど
どっちを選択するにせよ
「こんなふうになるとは思わなかった」
という結果にはなりたくない
先生とよーーくお話をして決めようと思います
たぶん、温存部分切除、かなぁ~
とは、思っていますが
先生に、具体的な手術跡の状態を、絵などで詳しく説明していただき
私自身の中でイメージを持つことができるようになること
私自身が受け入れられる変形の程度をはっきりさせておくこと
メスを入れる場所や、大きさについて、希望を伝えること
≪追記≫
虎の門病院乳腺内分泌外科HPより
【単純人工乳房挿入法】
中でも簡単なのは、乳房切除後、かわりに人工乳房を入れる方法です。手術で乳房内部の乳腺組織だけを切除し、大胸筋はもちろん、乳房の皮膚や乳頭、乳輪なども残っている場合(乳頭乳輪温存皮下乳腺切除術)には、手術に引きつづいて人工乳房を挿入します。
まず、乳腺組織を摘出した傷からメスを入れ、大胸筋をはがします。その下に人工乳房を入れて、ふくらみを再現します。これは一期再建が基本で、十分ふくらみがつくれる皮膚が残っている人だけに可能な方法です。外見的には、比較的元に近いきれいな乳房ができます。これができる人は限られていますが、アメリカなどでは非常に人気のある方法です。
手術への希望として「乳輪乳頭は残したい」というのがある
もちろん、誰しもがそう願うのは当たり前
普通に推奨されるところの
乳房温存部分切除手術でそれが叶えられる
そして、さらなる願いは
「乳房を変形させたくない」ということ
本当の早期発見なのだから、なんとか出来ないかな
早期発見の意味を有意義なものと出来ないものでしょうか
そこで、前々より考えていた手術
「乳輪乳頭温存乳腺全摘」(インプラント挿入)について
予習してみることとした
(間違ってる内容があったらご容赦ください)
≪メリット≫
残った乳房の形に合わせて、乳房をもとの状態に近い形にできる
脇に近いほうを切開するので傷が見えにくい
放射線治療を省略することが出来る
乳腺全摘なので再発する可能性が無くなる
≪デメリット≫
年齢とともに形が変化してゆかない
乳頭に乳管が残るため、そこにがん再発の可能性が残る
乳輪乳頭への血流が不十分となり、壊死の可能性もある
体への負担がある
手術は二回(?)
********
今、乳房の形が整うのは良いことだけど
高齢になった時にどういうふうになるのかな~
左右ともにインプラントならばバランスが取れると思うけど
さて、片方だけだからねぇ
それはそれで、慣れてしまえばOKかも
でも、メンテナンスは必要みたい
放射線治療の省略については
する必要がない、というよりは、出来ない、のでは?
放射線治療による皮膚の硬化、縮小でインプラントに対応できなくなる?
乳頭部分に残った乳管に放射線照射が行われないので
その部分に再発しないとは言い切れない面もある
だけど、それは、「ホルモン療法」で予防できるのかも
乳房の中味を取ってしまうので
乳輪乳頭への血流が減っての壊死ということもある
皮膚をどれだけ厚く残せるか、によるらしい
まだ手術例が少なく十分な経過観察期間が得られていないとのこと
等々、考えると、やはり「乳房温存部分切除」が安心かなぁ~
だけど、
「乳房温存部分切除」で、私が心配しているのは
「そんなに変わらないよ」
「少しだけ小さくはなるけどね」
というような曖昧な言葉で安心したら
私が想像していた以上に変形していてガッカリすること
乳頭も引きつれて変な方向に向いちゃうかもしれないし
それから、放射線治療
要するに、乳房が火傷状態になる
皮膚が硬くなって柔らかさはどうなるんでしょう
そんなことよりも、命が助かることが大事
全摘手術を考えると温存できるだけでもOKじゃない!
って、言葉も聞こえてきそうだけど
どっちを選択するにせよ
「こんなふうになるとは思わなかった」
という結果にはなりたくない
先生とよーーくお話をして決めようと思います
たぶん、温存部分切除、かなぁ~
とは、思っていますが
先生に、具体的な手術跡の状態を、絵などで詳しく説明していただき
私自身の中でイメージを持つことができるようになること
私自身が受け入れられる変形の程度をはっきりさせておくこと
メスを入れる場所や、大きさについて、希望を伝えること
≪追記≫
虎の門病院乳腺内分泌外科HPより
【単純人工乳房挿入法】
中でも簡単なのは、乳房切除後、かわりに人工乳房を入れる方法です。手術で乳房内部の乳腺組織だけを切除し、大胸筋はもちろん、乳房の皮膚や乳頭、乳輪なども残っている場合(乳頭乳輪温存皮下乳腺切除術)には、手術に引きつづいて人工乳房を挿入します。
まず、乳腺組織を摘出した傷からメスを入れ、大胸筋をはがします。その下に人工乳房を入れて、ふくらみを再現します。これは一期再建が基本で、十分ふくらみがつくれる皮膚が残っている人だけに可能な方法です。外見的には、比較的元に近いきれいな乳房ができます。これができる人は限られていますが、アメリカなどでは非常に人気のある方法です。


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