乳がん入院当日(2)
2016.05.11 22:53|私の乳がん治療の記録|
2016年5月11日入院の時の覚え書き
(前記事よりのつづきです)
エコー検査の機械とベッドがあるだけの
ちょっとした小部屋にイケメン先生と二人きり
『横になって~』
『胸開けて~』
そして、先生に手を握られて、
あれぇ~ドキドキ ←そんなわけないか・・
その手を自分の乳房に導かれた
『シコリはここですよ』
えっ、ここは違います、生検をしたあとに出来たものです
『えっそうなの』
確かにその場所には手に触れるシコリがあるけど
生検をする前にはなかったもの、だから、ガンじゃあないでしょ~
私の乳がんは、検診の触診でも分からなかったんですよ
『じゃあ、どこだろ』
『これは、ちがったな』
『こっちのこれは、、なんだろ』
『うーん、もっとすんなり分かるはずなんだけど』
『どれだ、どれだぁ・・』
『まいったなぁ~』
『ちょっと待ってて』
『前の検査したの見てくるから』
戻ってきた先生
『これだと思うんだけど・・』
『こっちのほうにも何かある』
『あれぇ、どれかなぁ』
『うーーん』
『小さいガンだからねぇ』
『もう一回、見てくるから待ってて』
また、前回の検査時の画像を見るために出てゆく
たくさんの患者さんを診るからいちいち覚えてられないね
検査でガンを見つけてくれた先生はいなくなちゃったしね~
『今見て来たら、生検6回やって、そのうち2回でガンの診断』
『生検のときに組織を半分くらい取っちゃってるからね~』
『小さいガンが、もっと小っちゃくなってるんだよね~』
『ほんと、○○先生、よく生検できたね~』
どれがガンか分からないなら無理して手術しないでください
『いや、それは大丈夫』
『少し大きめに取れば大丈夫だよ』
(いやいや、大きめに取って、必要以上に形崩れるのイヤだし・・)
分からないようであれば、今更なんですけど、乳腺全部取って
『いや、それはない、それはないよ』
(全摘出じゃなくて、皮膚と乳頭を残しての乳腺全切除のこと言ってるんですけど)
先生と話がかみ合ってない、と思ってたら
『よし、わかった、これだ!』
『こっちとかに写ってるのは何だか分からないけど、どっちみち取るよ』
『ガンの周り3センチぐるっと取るから』
『ほかのは、1センチくらいしか離れてないので取ることになる』
『で、ガンから、乳頭に向かって、腺がつながってる』
『ほら、こっから乳頭に向かって、ずぅ~と見えるでしょ』
『これは~、乳頭のほうへの組織も取ったほうが良いね~』
じゃあやっぱり、乳頭を残して、というのはやらないほうが良いですね
『イヤ、今回は乳頭は取らないよ、残すよ』
それはそうなんだけど、乳腺全切除して乳頭残す場合は
放射線治療がないので心配、ということを言いたかった・・
もう、面倒だから、イイやって感じ、マイペースな先生だなぁ
早期発見早期治療とは言いますけど
早期過ぎても、手術が難しくなるのではないですか
『そのとおりだね』
『もうある程度大きければがっちり取っちゃえばいいけど』
『小さいのはね、せっかく小さいうちに見つけたのに』
『同じような手術をしたんじゃあねぇ』
『選択肢も増えるし、難しくはなってくるね』
『乳腺のガンって眼で見ても分んないんだよね』
『乳腺の白いのがあってガンも白いんだよね』
『開けて見て、赤い塊とかあれば、そこだ、って分るけど』
『乳がんはそうじゃなから、目で見て取るってのが出来ない』
『全摘なら、全部取ればいいんだけど』
『部分となると、残る乳房の形も問題になってくるし』
『それは、医師の腕の見せ所ってところだな』
『○○さんの場合は、日本人女性の平均的な大きさくらいは残せるかなぁ』
場所が上のほうならあまり心配しないんですけど
私の場合の、下の内側、というのは一番難しい場所なんですよね
『うん、そうだね』
『下側は自然な丸みを出すのが難しい』
『だけど、うん、なんとかするから心配しなくていいよ』
『印付けとくからね~』
『石鹸でゴシゴシ擦ったりして消さないようにね』
私の乳房に黒い丸印が3個(ガン1個&何か分らないもの2個)
ガンから乳頭へ向かって線が一本引かれ
先生の頭文字のアルファベット大文字サインが乳房を飾った
『じゃあ、これでヨシ!っと』
7時半ごろから始まって
部屋にもどったら8時15分だった
10時 消灯時刻
今夜は寝られるかな~
明日の予定を告げられる
朝一番の尿を採ること
血液検査 午前中
13時半~ センチネルリンパ節シンチの注射
15時半~ シンチ検査
(入院二日目へとつづく)
(前記事よりのつづきです)
エコー検査の機械とベッドがあるだけの
ちょっとした小部屋にイケメン先生と二人きり
『横になって~』
『胸開けて~』
そして、先生に手を握られて、
あれぇ~ドキドキ ←そんなわけないか・・
その手を自分の乳房に導かれた
『シコリはここですよ』
えっ、ここは違います、生検をしたあとに出来たものです
『えっそうなの』
確かにその場所には手に触れるシコリがあるけど
生検をする前にはなかったもの、だから、ガンじゃあないでしょ~
私の乳がんは、検診の触診でも分からなかったんですよ
『じゃあ、どこだろ』
『これは、ちがったな』
『こっちのこれは、、なんだろ』
『うーん、もっとすんなり分かるはずなんだけど』
『どれだ、どれだぁ・・』
『まいったなぁ~』
『ちょっと待ってて』
『前の検査したの見てくるから』
戻ってきた先生
『これだと思うんだけど・・』
『こっちのほうにも何かある』
『あれぇ、どれかなぁ』
『うーーん』
『小さいガンだからねぇ』
『もう一回、見てくるから待ってて』
また、前回の検査時の画像を見るために出てゆく
たくさんの患者さんを診るからいちいち覚えてられないね
検査でガンを見つけてくれた先生はいなくなちゃったしね~
『今見て来たら、生検6回やって、そのうち2回でガンの診断』
『生検のときに組織を半分くらい取っちゃってるからね~』
『小さいガンが、もっと小っちゃくなってるんだよね~』
『ほんと、○○先生、よく生検できたね~』
どれがガンか分からないなら無理して手術しないでください
『いや、それは大丈夫』
『少し大きめに取れば大丈夫だよ』
(いやいや、大きめに取って、必要以上に形崩れるのイヤだし・・)
分からないようであれば、今更なんですけど、乳腺全部取って
『いや、それはない、それはないよ』
(全摘出じゃなくて、皮膚と乳頭を残しての乳腺全切除のこと言ってるんですけど)
先生と話がかみ合ってない、と思ってたら
『よし、わかった、これだ!』
『こっちとかに写ってるのは何だか分からないけど、どっちみち取るよ』
『ガンの周り3センチぐるっと取るから』
『ほかのは、1センチくらいしか離れてないので取ることになる』
『で、ガンから、乳頭に向かって、腺がつながってる』
『ほら、こっから乳頭に向かって、ずぅ~と見えるでしょ』
『これは~、乳頭のほうへの組織も取ったほうが良いね~』
じゃあやっぱり、乳頭を残して、というのはやらないほうが良いですね
『イヤ、今回は乳頭は取らないよ、残すよ』
それはそうなんだけど、乳腺全切除して乳頭残す場合は
放射線治療がないので心配、ということを言いたかった・・
もう、面倒だから、イイやって感じ、マイペースな先生だなぁ
早期発見早期治療とは言いますけど
早期過ぎても、手術が難しくなるのではないですか
『そのとおりだね』
『もうある程度大きければがっちり取っちゃえばいいけど』
『小さいのはね、せっかく小さいうちに見つけたのに』
『同じような手術をしたんじゃあねぇ』
『選択肢も増えるし、難しくはなってくるね』
『乳腺のガンって眼で見ても分んないんだよね』
『乳腺の白いのがあってガンも白いんだよね』
『開けて見て、赤い塊とかあれば、そこだ、って分るけど』
『乳がんはそうじゃなから、目で見て取るってのが出来ない』
『全摘なら、全部取ればいいんだけど』
『部分となると、残る乳房の形も問題になってくるし』
『それは、医師の腕の見せ所ってところだな』
『○○さんの場合は、日本人女性の平均的な大きさくらいは残せるかなぁ』
場所が上のほうならあまり心配しないんですけど
私の場合の、下の内側、というのは一番難しい場所なんですよね
『うん、そうだね』
『下側は自然な丸みを出すのが難しい』
『だけど、うん、なんとかするから心配しなくていいよ』
『印付けとくからね~』
『石鹸でゴシゴシ擦ったりして消さないようにね』
私の乳房に黒い丸印が3個(ガン1個&何か分らないもの2個)
ガンから乳頭へ向かって線が一本引かれ
先生の頭文字のアルファベット大文字サインが乳房を飾った
『じゃあ、これでヨシ!っと』
7時半ごろから始まって
部屋にもどったら8時15分だった
10時 消灯時刻

今夜は寝られるかな~
明日の予定を告げられる
朝一番の尿を採ること
血液検査 午前中
13時半~ センチネルリンパ節シンチの注射
15時半~ シンチ検査
(入院二日目へとつづく)


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