血管造影で一網打尽に
2017.01.18 19:54|2017年|
本日は、
ツレの肝臓内科診察の日
思えば、、治療(通院)が始まって、かれこれ5年
その間に、がん切除手術1回(内視鏡)ラジオ派焼灼2回
肝硬変となってしまった肝臓は修復しようもないものの
肝機能的には回復し、まずは落ち着いた日々を過ごせています
_____________________________________________
こんにちは~
『はい、どうも~』
ツレが、いきなり、「乳がんのほうも痛みがだいぶ治まってきたようです」
先生も合わせてくれて
『そうですか、よかったですね』
だけど、
私のことは横に置いといて、今日は肝臓のほうのお話をよろしく~
まずは、血液検査の結果を見ながら・・
『肝臓の機能としては、ほとんど問題ない』
『ウィルスについても、うまく抑え込みができてます』
『ただ、ガンマーカー(α-フェトプロテイン)は、また上がって来てますね』
『予定通り、2月1日に入院にしましょう』
(ツレ)
先日13日に、造影エコー検査をしたのですが
そのときの先生に「よく見えないのでラジオ派はできそうにない」と言われましたが
『ああ、そうですね』
『現状では、ラジオ波で対処する治療は困難なので、、』
『まあ、まずは予定通り入院して、肝造影でですね』
『こっちのほうですれば一網打尽に治療できる可能性もあるので』
『いったん血管造影で治療したのちに』
『また残ったとこに対してラジオ波を検討するという方針でいこうと』
(ツレツマ)
腫瘍が乏血性であると、言われていましたが
血管造影は可能なのでしょうか
『まあ、まわりに血流があるように観察される、ということです』
『強い血流というのではないのですけども』
(ツレツマ)
個数は4個とお聞きしてるんですけど
4個とも血流があって出来るのでしょうか
『今はですね、血流があるのは3か所なんですよね』
『左に一つと、右に二つと・・』
『あと一つはラジオ波も血管造影もできないという状態』
(ツレツマ)
大きさはそれぞれどのくらいでしょうか
『大きさは約1センチくらいです』
『大きく育ってきているということはないです』
『エコーで8ミリ大、13ミリ大、というところです』
今回の治療方法についての簡単な説明
『塞栓とともにそこに抗がん剤を送り込む方法です』
『一個ずつというのではなく』
『血管全体をまず写して』
『枝に細かく、こう選択的に入っていって』
『あまり、はっきりしないときは全体的に少量を散布する』
『そういうようなイメージです』
____________________________________________
2月1日より10日間ほどの入院予定
血管造影を行うのは2月3日
治療の結果判定は、3月1日 CT予約
外来では待っている方が大勢いらっしゃるので
長く時間をとっての詳しいお話は聞けませんね
入院したら詳しい説明があることでしょう
ラジオ波での治療ができない状態なので
血管造影での治療を試すことになりました
先生が仰るように
3個が一網打尽に出来るとイイなぁ~
以下、
国立がん研究センター
がん情報サービスより
血管造影検査
血管造影検査とは、足の付け根の動脈から細い管(カテーテル)を差し込んで、肝臓や腸管の動脈に造影剤を入れ、血管や病巣の状態を調べる検査を行うことがあります。最近はCT,MRI画像の進歩により、血管造影を検査として行うことは少なく、後述する治療(塞栓療法、動注療法)として行うことが一般的です。
肝動脈塞栓(そくせん)療法、肝動注化学療法
肝動脈塞栓療法(TAE)は、がんに栄養を運んでいる血管を人工的にふさいで、がんを“兵糧攻め”にする治療です。通常は、血管造影検査に引き続いて行われます。血管造影に用いたカテーテルの先端を肝動脈まで進め、塞栓物質(多孔性ゼラチン粒、球状塞栓物質(ビーズ)、ポリビニルアルコール(PVA)、2014年初旬から血管塞栓用ビーズも使用可能)を注入し、肝動脈を詰まらせます(図4)。
近年では、抗がん剤と肝がんに取り込まれやすい造影剤を混ぜてカテーテルを通じて投与し、その後に塞栓物質を注入する「肝動脈化学塞栓療法」(TACE)が施行されるようになってきています。TACE/TAEは、がんの個数に関係なく施行でき、他の治療と併用して行われることもあります。適応の幅が広いので、最近はたくさんの患者さんに対して行われています。
肝動注化学療法(TAI)は、血管造影に用いたカテーテルから抗がん剤のみを注入します。
治療経過やがんの状態によって治療法を使い分けます。
ツレの肝臓内科診察の日
思えば、、治療(通院)が始まって、かれこれ5年
その間に、がん切除手術1回(内視鏡)ラジオ派焼灼2回
肝硬変となってしまった肝臓は修復しようもないものの
肝機能的には回復し、まずは落ち着いた日々を過ごせています
_____________________________________________
こんにちは~
『はい、どうも~』
ツレが、いきなり、「乳がんのほうも痛みがだいぶ治まってきたようです」
先生も合わせてくれて
『そうですか、よかったですね』
だけど、
私のことは横に置いといて、今日は肝臓のほうのお話をよろしく~
まずは、血液検査の結果を見ながら・・
『肝臓の機能としては、ほとんど問題ない』
『ウィルスについても、うまく抑え込みができてます』
『ただ、ガンマーカー(α-フェトプロテイン)は、また上がって来てますね』
『予定通り、2月1日に入院にしましょう』
(ツレ)
先日13日に、造影エコー検査をしたのですが
そのときの先生に「よく見えないのでラジオ派はできそうにない」と言われましたが
『ああ、そうですね』
『現状では、ラジオ波で対処する治療は困難なので、、』
『まあ、まずは予定通り入院して、肝造影でですね』
『こっちのほうですれば一網打尽に治療できる可能性もあるので』
『いったん血管造影で治療したのちに』
『また残ったとこに対してラジオ波を検討するという方針でいこうと』
(ツレツマ)
腫瘍が乏血性であると、言われていましたが
血管造影は可能なのでしょうか
『まあ、まわりに血流があるように観察される、ということです』
『強い血流というのではないのですけども』
(ツレツマ)
個数は4個とお聞きしてるんですけど
4個とも血流があって出来るのでしょうか
『今はですね、血流があるのは3か所なんですよね』
『左に一つと、右に二つと・・』
『あと一つはラジオ波も血管造影もできないという状態』
(ツレツマ)
大きさはそれぞれどのくらいでしょうか
『大きさは約1センチくらいです』
『大きく育ってきているということはないです』
『エコーで8ミリ大、13ミリ大、というところです』
今回の治療方法についての簡単な説明
『塞栓とともにそこに抗がん剤を送り込む方法です』
『一個ずつというのではなく』
『血管全体をまず写して』
『枝に細かく、こう選択的に入っていって』
『あまり、はっきりしないときは全体的に少量を散布する』
『そういうようなイメージです』
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2月1日より10日間ほどの入院予定
血管造影を行うのは2月3日
治療の結果判定は、3月1日 CT予約
外来では待っている方が大勢いらっしゃるので
長く時間をとっての詳しいお話は聞けませんね
入院したら詳しい説明があることでしょう
ラジオ波での治療ができない状態なので
血管造影での治療を試すことになりました
先生が仰るように
3個が一網打尽に出来るとイイなぁ~
以下、
国立がん研究センター
がん情報サービスより
血管造影検査
血管造影検査とは、足の付け根の動脈から細い管(カテーテル)を差し込んで、肝臓や腸管の動脈に造影剤を入れ、血管や病巣の状態を調べる検査を行うことがあります。最近はCT,MRI画像の進歩により、血管造影を検査として行うことは少なく、後述する治療(塞栓療法、動注療法)として行うことが一般的です。
肝動脈塞栓(そくせん)療法、肝動注化学療法
肝動脈塞栓療法(TAE)は、がんに栄養を運んでいる血管を人工的にふさいで、がんを“兵糧攻め”にする治療です。通常は、血管造影検査に引き続いて行われます。血管造影に用いたカテーテルの先端を肝動脈まで進め、塞栓物質(多孔性ゼラチン粒、球状塞栓物質(ビーズ)、ポリビニルアルコール(PVA)、2014年初旬から血管塞栓用ビーズも使用可能)を注入し、肝動脈を詰まらせます(図4)。
近年では、抗がん剤と肝がんに取り込まれやすい造影剤を混ぜてカテーテルを通じて投与し、その後に塞栓物質を注入する「肝動脈化学塞栓療法」(TACE)が施行されるようになってきています。TACE/TAEは、がんの個数に関係なく施行でき、他の治療と併用して行われることもあります。適応の幅が広いので、最近はたくさんの患者さんに対して行われています。
肝動注化学療法(TAI)は、血管造影に用いたカテーテルから抗がん剤のみを注入します。
治療経過やがんの状態によって治療法を使い分けます。


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