fc2ブログ
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
お越しの皆さまへ

ツレツマ

Author:ツレツマ
皆さまお越しいただきありがとうございます。夫(ツレ)が肝臓がんになりました。肝臓がんと肝硬変治療に関してとB型肝炎訴訟のことなどを記しています。(2012/1/27)

ツレツマこと、私も、乳がんになってしまいました。乳がん治療の記録も合わせて綴ってゆきます。(2016/2/4)

2022年2月よりツレツマ体操教室を開きました。勉強したことや時には愚痴っぽいこともこちらに記してゆきます。よろしくお願いします(2022/5/1)

個人的に勉強したことも書き留めてゆきますが、専門家ではなく素人ですので情報には誤りがあるかもしれません。その点よろしくお願いします。写真は愛犬のアリスです。

カテゴリ

最新記事

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

勉強させていただいているサイト

最新コメント

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

FC2カウンター

おすすめ商品

治療法を決める前にもう一度予習

2012.02.07 18:27|勉強
いよいよ明日、治療法を決めることになりました

肝臓内科では、肝動脈塞栓療法とラジオ波焼灼療法の併用治療をしてくれるとのことですが
がん外科において手術が可能かどうかの診断を明日受けます

切除手術が可能であっても諸々の事情も鑑みて決めたいと思っています
考えをまとめておくためにもう一度勉強してみました

以下、あちらこちらのサイトよりお借りしてまとめたものです
ご自身のサイトの文章が含まれていましたら誠に申し訳ないのですが御容赦くださいませ


≪肝動脈塞栓療法≫
・入院日数 7~10日
○長所
・正常な細胞への悪影響が少ない
・肝臓全体に多発したがんを治療できる
・他の治療法と併用できる
・退院後、1週間も自宅療養すれば社会復帰が可能であり体への負担が少ない
○短所
・治療効果はそれほど高くなく、がんの再発が多い
・延命効果は多大だが、完全治癒率は低い(10%程度)
・早期がんには効果がない
・カテーテルを何度も使用することで動脈が傷つく 

肝動脈塞栓術の適応は、少し進行した肝細胞癌で肝動脈からの栄養が確認できているもの。
早期の肝癌は肝動脈からの血流があまりないものもあるので、そのようなものは他の治療を選択してゆく。
病状が進行していて、大きな腫瘍や、多発している場合は肝切除や、局所療法などが困難となるので、
この肝動脈塞栓を施行する。具体的には3cmを超えるものや4個以上の腫瘍がある場合。
(全身の状態や、肝臓の状態で治療法が変わることがある)
利点は、大きな腫瘍や、多発している場合に一度にいくつか合わせて治療することが可能なこと。
また、直接肝臓への血管から造影できるためCTや超音波ではわからなかった腫瘍などを診断することができる。

欠点は、外科的手術や局所療法にくらべ、治療効果が不十分な場合があるが、
ラジオ波焼灼療法などと合わせて治療していくことが可能。
一度の手術でがんを除去できるわけではないので数回再治療をすることになるが、
カテーテルの挿入で肝動脈が傷つくので、何度も繰り返しての施行はできない。

肝動脈塞栓術後の症状としては、みぞおちの痛み、吐き気・嘔吐、食欲低下、発熱などであり、
血液検査でも軽度の異常が出るが、一時的で4、5日でもとに戻る。
治療対象となった腫瘍が大きいと発熱が長引く傾向があるが、この熱は心配のないものである。
熱がおさまってくると食欲が回復してくるので、運動量を増加させることが可能であり、また必要。
「臨床病期2期」ならば肝動脈塞栓術の際は、1週間の入院、退院後1週間の自宅療養で社会復帰できる。

肝動脈塞栓術後は糖尿病が悪化したり、ストレスによる胃・十二指腸潰瘍ができやすくなる。
糖尿病を合併している場合は、摂取カロリー・運動量・血糖降下薬の調節が大切。
肝炎・肝硬変は、元来胃・十二指腸潰瘍のできやすい状態なので、
肝動脈塞栓術後は潰瘍予防の薬の服用が必要となる。



≪切除手術≫
・入院日数 15~20日、経過によっては1ヶ月ほどかかることもある
・肝臓には強い再生能力があるので、それを活用して根治をめざす
○長所
・がんが大きい場合にも治療可能
・周りの細胞もまとめて切除するので、再発の可能性が低い
・摘出した肝臓を調べて、がんの詳細を確認できる
○短所
・体力の回復に時間がかかる
・一時的に肝機能に障害が発生
・肝機能に余裕がなければ治療できない
・退院後1~2ヶ月の自宅療養が必要なこともある
・術後の痛みがなくなり、手術前と全く同じ社会活動に戻るには半年前後かかる


≪ラジオ波焼灼(しょうしゃく)療法≫
・入院日数 7~10日
・退院すれば普段の生活に戻ることができる
○長所
・正常な細胞への悪影響が小さい
・がん細胞の性質に関係なく治療可能
・治療に成功すれば局所での再発率は低い
○短所
・大きいがん、多数のがんの治療は難しい
・痛みや副作用が出る可能性がある

経皮的ラジオ波焼灼療法の適応は、肝細胞癌(肝から出てくる癌)では、
一般的には腫瘍の大きさが直径3cm以下、腫瘍の数が3個以下もしくは、
腫瘍数がひとつで5cm以下の腫瘍であると、治療を完全に行うことができ、
合併症を伴ってしまう確率も低くなると言われている。
しかし、「3cm、3個以上ではうまく治療できない」という根拠は今のところない。
肝動脈塞栓術などの治療も併用して行うことで治療効果の向上をめざすことになる。
ラジオ波焼灼療法は、治療範囲は狭いが、がんの病巣の局所を集中して攻撃できるので
病巣も小さく数も比較的少ない早期がんの治療には最も適している。

利点は、外科的な手術とは違い、傷口は針1本分ですので、治療後の安静や、
全身の状態への影響が少ないという点である。
また、治療の効果を判定したあと、治療が不十分であったときに、
数日で再治療が可能になる。

欠点は、外科的な手術では直接腫瘍を確認しながら治療することができるので、
取り残し(治療不十分)ができることは少ないが、経皮的ラジオ波焼灼療法の場合は、
超音波検査での間接的な観察が治療のベースとなるので、
治療が不十分になる可能性があるという点。
そのため、治療の効果を判定するために、CT検査を行い、
治療前のCT検査の画像と比較し慎重に検討し、判定を行ってゆく。


◎基本は
肝機能に余裕がある場合には手術療法、
がんの個数が少ない場合には局所療法、
がんが多発している場合には肝動脈塞栓療法、
肝臓が著しく弱く、障害がすすんでいる場合には化学療法

外科では切除をおこなう手術療法が中心となっており、
内科ではラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓療法などの局所療法(または化学療法)が中心



できるだけ再発を防ぎたいと思えば、切除手術
でも、年齢のこともあり体力的にどうかなと心配でもあり
ちょうど仕事が大事なときなので長期に休むには無理があると思うので
本人は「絶対に長くは休めない」と言うので
たぶん
肝動脈塞栓療法のあとにラジオ波焼灼療法をするという併用治療になるかな~
そして
入院までに「高活性化NK細胞免疫療法」の相談に行ってこようと思ってます
二人三脚でがんばろうね
・・でも、いったいいつになったら入院させてくれるんだろ
いつまで順番を待っていなけりゃなんないのかな~

明日は午前が外科、午後が内科の診察です


【追記】
切除手術は大変である印象でしたが、腹腔鏡手術が可能であれば
傷が小さくて済むので、入院も10日ほどとのこと
仕事にもすぐに復帰できるとのことでした

関連記事
web拍手 by FC2

テーマ:
ジャンル:心と身体