ツレ10回目の入院(その3)ラジオ波についての説明
2021.02.10 19:45|2021年|
毎回のことだけれど
「治療についての説明と同意」が必要、なので
今回も、ラジオ波焼灼療法(RFA)とは何かについて
一からの説明を受けた
『もともとB型肝炎からということで、今までも何回か針を刺しての治療してるんだけど』
『今回は、先のMRIでまたポツポツと出来ているということなので』
『肝臓の治療でいろいろある中で今回はRFAを行います』
『RFAは、とても効果の高い治療方法となります』
『カテーテル治療は腫瘍細胞を弱らせてゆくものですが』
『RFAは、いっきに死滅させてしまうことができるものになります』
『可能な限りは、なんどでも行うことができます』
質問:
なんどでも可能、とのことですけど
回数を重ねて肝臓に負担はかからないのでしょうか
(いつもの質問、今回もまた)
『負担はかかってきます、そこを焼くのでね』
『ただ、肝臓の機能が正常に働いている限りは何回でもできます』
『〇〇さんは、肝硬変になってはいますが、まだお若いですし』←若くないです
『肝臓は丈夫な臓器なので痛んでも復活が早い、焼いた傷が増えても、まず大丈夫』
『ただ、焼いた後が傷になるので、傷になるとそこら辺が検査で見えにくくはなってきます』
『可能なかぎりはラジオ波治療を選択して、繰り返しやったほうがいいです』
どうして傷になると見えにくくなるのですか?
なんと答えが返って来たか、忘れました、ハハハ
ここで、先生、小冊子を出してページをめくり
基本的な治療アルゴリズムなるものを指さしながら説明してくださるも
小さすぎて全然見えません、フンフンと聞いてるふりしました
⇒治療アルゴリズム

質問:
で、今回はいくつ焼く予定なのでしょうか
『数は3つだと思いますけれども』
『12月の検査でRFA3つと言ってるのですが』
『プラスアルファで、もっと焼く可能性もあります』
『で、治療を2回に分けて行う予定を組んでいます』
『ですので、今回の入院はいつもより長くなるかもしれません』
『1回で焼灼可能なものが全部できれば予定より短期で退院』
『2回目やっても、もっと焼けるものが残っていれば、さらに1週間、ということもある』
先生、画像を指さしながら
『ここと、ここと、これは治療の跡で、、、こっちは、うーん』
『まあ、できる範囲でやります』
『はっきり分らなければ、様子見ということになるかも』
『確実に出来るものしかやりません、間違って焼きたくないので』
そのとおりです、ここらへんかなぁ~で焼かれて失敗したことあり
⇒2016年4月
絶対そういうことのないように! 正常な細胞を不用意に焼かないで!
ラジオ波焼灼についての手順と注意点の説明、要約
・今回は肝臓の機能や腫瘍のサイズ、数を考慮するとラジオ波焼灼術の適応となる
・腫瘍の内部に電極針を挿入、約450khzの高周ラジオ波により、電極周囲に熱を発生させ焼き切る
・局所麻酔で行い、超音波で病変を観察しながら電極を体表から挿入してゆく
・大腿部に対極板というシールを張り付ける
・電極を挿入する部位を消毒、清潔なシートで覆う
・超音波で病変の位置を確認し、皮膚と肝臓の表面を局所麻酔する
・電極を目的の病変に挿入、通電開始
・十分焼灼できたと判断されたら、電極を抜去
・抜去する際には、出血予防の目的で肝表面を小範囲焼却してから完全に抜き取る
・原則として、術後3時間は絶対安静 仰向けの状態を保つ、食事も仰向けのまま
・翌朝まで床上安静、排せつもベッドで行う
・自覚症状がなくても腹腔内出血が起きている可能性があり、体動によって大出血を起こすことがある
・完全に安静が解除されるのは、血液検査の結果、医師の許可が出てからとなる
十分に焼けたかどうかの判断はどうやって見極めるのかなぁ、リアルタイム画像?時間?
焼く温度については60度とか100度とか諸説見受けるけど、こちらでは実際、何度なのかなぁ?
とか、
絶対安静の時間、今回の医師説明3時間 もらった書類には4時間
あらま、前回のラジオ派のときは6時間、どれがほんと?
とか、、聞きたいことあるけど、まあ、いっか~
次に、治療後と合併症など
・合併症は治療後1~2日で発症することがあるので72時間は退院不可
・退院後も1~2週間は運動や遠方への外出は避ける
・人工胸水、人工腹水を注入することもある
・危険、合併症
腹腔内出血、胆道内出血、その他の出血
胆管損傷、肝梗塞や門脈血栓、肝膿瘍、他臓器の損傷
肝不全、肝細胞癌播種
以上のような話をうかがい、同意書にサイン

「治療についての説明と同意」が必要、なので
今回も、ラジオ波焼灼療法(RFA)とは何かについて
一からの説明を受けた
『もともとB型肝炎からということで、今までも何回か針を刺しての治療してるんだけど』
『今回は、先のMRIでまたポツポツと出来ているということなので』
『肝臓の治療でいろいろある中で今回はRFAを行います』
『RFAは、とても効果の高い治療方法となります』
『カテーテル治療は腫瘍細胞を弱らせてゆくものですが』
『RFAは、いっきに死滅させてしまうことができるものになります』
『可能な限りは、なんどでも行うことができます』
質問:
なんどでも可能、とのことですけど
回数を重ねて肝臓に負担はかからないのでしょうか
(いつもの質問、今回もまた)
『負担はかかってきます、そこを焼くのでね』
『ただ、肝臓の機能が正常に働いている限りは何回でもできます』
『〇〇さんは、肝硬変になってはいますが、まだお若いですし』←若くないです
『肝臓は丈夫な臓器なので痛んでも復活が早い、焼いた傷が増えても、まず大丈夫』
『ただ、焼いた後が傷になるので、傷になるとそこら辺が検査で見えにくくはなってきます』
『可能なかぎりはラジオ波治療を選択して、繰り返しやったほうがいいです』
どうして傷になると見えにくくなるのですか?
なんと答えが返って来たか、忘れました、ハハハ
ここで、先生、小冊子を出してページをめくり
基本的な治療アルゴリズムなるものを指さしながら説明してくださるも
小さすぎて全然見えません、フンフンと聞いてるふりしました
⇒治療アルゴリズム

質問:
で、今回はいくつ焼く予定なのでしょうか
『数は3つだと思いますけれども』
『12月の検査でRFA3つと言ってるのですが』
『プラスアルファで、もっと焼く可能性もあります』
『で、治療を2回に分けて行う予定を組んでいます』
『ですので、今回の入院はいつもより長くなるかもしれません』
『1回で焼灼可能なものが全部できれば予定より短期で退院』
『2回目やっても、もっと焼けるものが残っていれば、さらに1週間、ということもある』
先生、画像を指さしながら
『ここと、ここと、これは治療の跡で、、、こっちは、うーん』
『まあ、できる範囲でやります』
『はっきり分らなければ、様子見ということになるかも』
『確実に出来るものしかやりません、間違って焼きたくないので』
そのとおりです、ここらへんかなぁ~で焼かれて失敗したことあり
⇒2016年4月
絶対そういうことのないように! 正常な細胞を不用意に焼かないで!
ラジオ波焼灼についての手順と注意点の説明、要約
・今回は肝臓の機能や腫瘍のサイズ、数を考慮するとラジオ波焼灼術の適応となる
・腫瘍の内部に電極針を挿入、約450khzの高周ラジオ波により、電極周囲に熱を発生させ焼き切る
・局所麻酔で行い、超音波で病変を観察しながら電極を体表から挿入してゆく
・大腿部に対極板というシールを張り付ける
・電極を挿入する部位を消毒、清潔なシートで覆う
・超音波で病変の位置を確認し、皮膚と肝臓の表面を局所麻酔する
・電極を目的の病変に挿入、通電開始
・十分焼灼できたと判断されたら、電極を抜去
・抜去する際には、出血予防の目的で肝表面を小範囲焼却してから完全に抜き取る
・原則として、術後3時間は絶対安静 仰向けの状態を保つ、食事も仰向けのまま
・翌朝まで床上安静、排せつもベッドで行う
・自覚症状がなくても腹腔内出血が起きている可能性があり、体動によって大出血を起こすことがある
・完全に安静が解除されるのは、血液検査の結果、医師の許可が出てからとなる
十分に焼けたかどうかの判断はどうやって見極めるのかなぁ、リアルタイム画像?時間?
焼く温度については60度とか100度とか諸説見受けるけど、こちらでは実際、何度なのかなぁ?
とか、
絶対安静の時間、今回の医師説明3時間 もらった書類には4時間
あらま、前回のラジオ派のときは6時間、どれがほんと?
とか、、聞きたいことあるけど、まあ、いっか~
次に、治療後と合併症など
・合併症は治療後1~2日で発症することがあるので72時間は退院不可
・退院後も1~2週間は運動や遠方への外出は避ける
・人工胸水、人工腹水を注入することもある
・危険、合併症
腹腔内出血、胆道内出血、その他の出血
胆管損傷、肝梗塞や門脈血栓、肝膿瘍、他臓器の損傷
肝不全、肝細胞癌播種
以上のような話をうかがい、同意書にサイン


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