術後の肝臓機能、回復せず
2021.05.17 21:19|2021年|
ラジオ波焼灼術を5カ所、2月20日退院
5月に入っての血液検査、MRI検査の結果
*MRI(検査日5月6日)
所見:
背景肝は肝硬変の状態
肝細胞相で肝S2、S3、S8、に複数の低信号域あり、治療後の変化と思われる
S4/8の瘢痕部内側およびS5/6瘢痕部腹側にそれぞれ動脈濃染、
肝細胞相低信号、拡散協調像で高信号を示す小病変があり
残存/再発腫瘍と考えられる
門脈血栓なし
右葉後区域の肝内胆管に拡張あり
脾腫あり
胆石あり
右腎嚢胞あり
上行結腸憩室あり
撮像範囲内に有意なリンパ節の腫大、腹水貯留を認めない
両側ごく少量の胸水あり、右胸水は前回より減少している
診断:
治療瘢痕部周囲(S4/8内側、S5/6腹側)に小さな再発あり
右葉後区域の肝内胆管拡張
*血液検査
気になる箇所
アルブミン 4.0 4.4~5.1
AST(GOT) 87 13~30
ALT(GPT) 101 10~42
アルカリフォスターゼ 449 38~113
γFTP 269 13~64
コリンエステラーゼ 231 240~486
尿素窒素 21.1 8.0~20.0
総コレステロール 237 120~219
HDLコレステロール 82 40~79
LDLコレステロール 144 40~139
CRP 0.21 0~0.14
そして、ガンマーカー
αフェトプロテイン(AFP) 285.0 0~10.0

術後3月18日時点で 229.5
下がりきらないうちにやや上昇に転じる
血液検査結果は
3月に行った検査よりも相対的に悪化

今後の予定
6月10日 MRI ⇒ 腫れている胆管を詳しく検査
6月18日 エコー検査 ⇒ 2個の小さな再発を確認する
ーーーーーーーーーーーーー
今までは、術後1ヵ月ほどで肝機能は回復していたが
今回は、3カ月経っても正常値になっていないどころか、少し悪化
胆管の腫れも心配
2個の再発も早すぎるような気がする
夫の肝臓がんとの闘いも、10年になる
「諦めずに治療を続ければ、長生きできるよ」
との、先生の言葉を信じ頑張ってきた
これからも、頑張ろう!
だけど、不安はじわじわと湧いてくる
今までの治療の経過を過去日記で読んでみた
最初の治療のときからずーっと読んでみたら
いつも冷静でいたつもりだったけど
その時その時の自分自身の不安が伝わってきて
ジーンときて、ちょっぴりだけど涙しそうになった
そして、改めて、今更言っても仕方ないことを、ツレに言いたい
健康診断を毎年受けてて、5年間肝臓の数値が悪いことを放置していた!
なんでだよぅ~!検査結果を見せてくれなかったじゃないか!
「ちょっと悪いけど、大丈夫心配ないよ」
って言いながら、お酒も飲んで、、、黙ってたんだね、バカバカ~~

やっと見せてくれた健診結果に私はびっくりした

私が強く受診をすすめて、やっと腰を上げたときには、すでにガン
全くもーー腹が立つ

などと言いたいけど・・
ツレを責める言葉は、口チャック
一番つらいのは本人だから


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