テセントリクとアバスチンの併用療法についての説明と同意
2021.10.07 17:24|テセントリク、アバスチン|
ツレ 10月4日入院 6日退院
副作用、全くなしで、普通に元気です
病院で受けた説明で
テセントリクとアバスチンの併用療法についての復習をしておきます
1,内容
・テセントリク(アテゾリズマブ)は、免疫チェックポイント阻害剤である
免疫細胞の働きにブレーキをかけるガン細胞の働きを阻害することで
免疫細胞の働きを活性化することでガンを抑制する
・アバスチン(ベマシズマブ)は分子標的薬である
ガン細胞が増殖、転移のために新しい血管を作る(血管新生)を阻害、ガンの成長を抑制する
2,方法
テセントリク&アバスチンを3週間毎に点滴て投与する
1日目に投与し、2~21目は休薬するという、3週間のサイクルを繰り返す
副作用がみられた場合は、治療のスケジュールを変更することもある
・テセントリク
1回目の点滴は60分間かけて行われ
その際に特に副作用がみられなければ
2回目以降の点滴は30分間で行うことができる
・アバスチン
1回目の点滴は90分間かけて行われ
その際に特に副作用がみられなければ
2回目の点滴は60分間で行うことができる
その際も特に副作用がみられなければ
3回目以降の点滴は30分間で行うことができる
3,必要性
肝細胞がんは未治療の場合、徐々に増大して数も増え
肝臓内や肝臓以外の臓器に転移してゆく
テセントリクとアバスチンの併用療法は、臨床試験において
ソラフェニブ(分子標的薬)を投与した症例と比較し
有意に生存率の改善を認め、効果があることが証明されている
4,危険性、合併症
下記のような副作用が出現している
高血圧(23.7 %) 蛋白尿(18.8 %) 疲労(15.2%)
肝機能異常(AST増加 14.0% ALT増加 10.3%)
そう痒症(13.1%) 注入に伴う反応(10.9%)
下痢(10.3%) 食欲減退(10.0%)
発疹、悪心、発熱、脱毛、などなど
(多岐にわたるので記述を省略します😝)
副作用が重篤な場合は休薬や減量が必要となる
症状に応じて副作用に対する治療も行うことがある
重篤な合併症によって死亡に至る可能性もある
5,他の方法
・肝動脈化学塞栓療法
・肝動注化学療法
・放射線治療
・テセントリクとアバスチンの併用療法以外の分子標的薬の併用
・緩和治療
6,同意の自由
テセントリクとアバスチンの併用療法を受けるかどうかは本人の自由
説明を受けて治療を希望しない場合は断っても可
その場合も、万全を尽くして診療にあたる
同意したあとでも、いつでも撤回することもできる
医師の指示に基づいて、がん専門知識を有する薬剤師看護士がが医療チームに参加し
抗がん剤の治療計画と副作用の説明、体調管理と心のケアを行う
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上のようなことでした
ご参考までに・・
副作用、全くなしで、普通に元気です

病院で受けた説明で
テセントリクとアバスチンの併用療法についての復習をしておきます
1,内容
・テセントリク(アテゾリズマブ)は、免疫チェックポイント阻害剤である
免疫細胞の働きにブレーキをかけるガン細胞の働きを阻害することで
免疫細胞の働きを活性化することでガンを抑制する
・アバスチン(ベマシズマブ)は分子標的薬である
ガン細胞が増殖、転移のために新しい血管を作る(血管新生)を阻害、ガンの成長を抑制する
2,方法
テセントリク&アバスチンを3週間毎に点滴て投与する
1日目に投与し、2~21目は休薬するという、3週間のサイクルを繰り返す
副作用がみられた場合は、治療のスケジュールを変更することもある
・テセントリク
1回目の点滴は60分間かけて行われ
その際に特に副作用がみられなければ
2回目以降の点滴は30分間で行うことができる
・アバスチン
1回目の点滴は90分間かけて行われ
その際に特に副作用がみられなければ
2回目の点滴は60分間で行うことができる
その際も特に副作用がみられなければ
3回目以降の点滴は30分間で行うことができる
3,必要性
肝細胞がんは未治療の場合、徐々に増大して数も増え
肝臓内や肝臓以外の臓器に転移してゆく
テセントリクとアバスチンの併用療法は、臨床試験において
ソラフェニブ(分子標的薬)を投与した症例と比較し
有意に生存率の改善を認め、効果があることが証明されている
4,危険性、合併症
下記のような副作用が出現している
高血圧(23.7 %) 蛋白尿(18.8 %) 疲労(15.2%)
肝機能異常(AST増加 14.0% ALT増加 10.3%)
そう痒症(13.1%) 注入に伴う反応(10.9%)
下痢(10.3%) 食欲減退(10.0%)
発疹、悪心、発熱、脱毛、などなど
(多岐にわたるので記述を省略します😝)
副作用が重篤な場合は休薬や減量が必要となる
症状に応じて副作用に対する治療も行うことがある
重篤な合併症によって死亡に至る可能性もある
5,他の方法
・肝動脈化学塞栓療法
・肝動注化学療法
・放射線治療
・テセントリクとアバスチンの併用療法以外の分子標的薬の併用
・緩和治療
6,同意の自由
テセントリクとアバスチンの併用療法を受けるかどうかは本人の自由
説明を受けて治療を希望しない場合は断っても可
その場合も、万全を尽くして診療にあたる
同意したあとでも、いつでも撤回することもできる
医師の指示に基づいて、がん専門知識を有する薬剤師看護士がが医療チームに参加し
抗がん剤の治療計画と副作用の説明、体調管理と心のケアを行う
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以上のようなことでした
ご参考までに・・


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