放射線科の先生のお話まとめ(2)MRリニアック
2023.03.27 00:11|2023年|
放射線科の先生のお話まとめ(1)の続き
先生
『で、次に副作用の話になりますが』
『どうしても肝臓の健康な部分や胆嚢や消化管の部分にも』
『放射線が当たっていったりすることもあって』
『治療の後に肝臓の機能が悪くなったり』
『胆のう炎、胆管炎みたいなことになったり』
『お腹が痛くなって、黄疸おこしたり、ごくごくまれにあります』
『ツレさんの場合、胃が近いので』
『胃壁に穴が開くなんて、そういうことはないんですが』
『胃が荒れちゃったりとか、胃の部分にダメージが加わってしまうことはあり得ます』
『でも、そういう場合、胃のお薬で胃粘膜を回復させて治ることがほとんどです』
ツレ
以前、ラジオ派で胆嚢の部分を痛めてしまったのですが
先生
『はい、そうですね、今回はそういう部分も気を付けながらやっていきたいと思います』
『放射線治療中は痛いとかはありません、肝臓そのものは痛覚がそんなにないので』
『肝臓そのものにある程度のダメージはありますけど、肝臓自体がダメになるようなことはありません』
ツレツマ
サイバーナイフはコンピューターで計算されてマーカーを追いかけて照射だと思うのですが
MRリニアックの場合は、人の操作が入るので、その点正確さはどうなんでしょうか
新しい機械が入ってきて、それに伴う新しい技術的なものは大丈夫ですか
金属マーカーを入れるほうが確実、ということはないでしょうか
『ええ、ええ、それは大丈夫です、ご心配いりません』
『なにも問題なくできます』
『サイバーーナイフは決められたことしかやらないので』
『時に思った以上に胃が近くに寄ってきた~、なんてときも、そのまま照射してしまうんですね』
『でもMRリニアックですと人が見ながらやるので』
『そういう時は臨機応変に放射を止めたり弱くしたりすることが出来るんです』
『ですから、サイバーナイフ以上に安全に行うことが出来ると考えます』
『そして、さらにピンポイントで行うこともできるようになりました』
『今までサイバーナイフを受けないで良かったと思いますよ』
ツレツマ
そうなんですね~
では、MRリニアックをよろしくお願いいたします
としましたら、先日いただいた同意書は破棄しても良いですね
先生
『あっ、そうね、先に〇〇先生がお渡ししたんですね』
『準備が良いなああ、でも、それは必要ありません』
『金マーカーと輸血の同意書ですもんね、両方とも必要ないです』
『え~っと、それと、費用のお話なんですが』
『MRリニアックは新しい治療法になるんですけど』
『今のところサイバーナイフと同じ扱いで、保険適応の請求となっています』
『このくらいの費用になるんですけど、もう限度額超えて』
『高額療養費制度が使えますのでね』
ツレツマ
サイバーナイフは全国で、30カ所くらいはあると思うのですが
MRリニアックは、ほとんどないとお聞きしていますが・・
先生
『そうなんです、まだ、そうですねぇ、5カ所くらいでしょうか』
『始まったばかりの新しい治療になりますね』
『私たちとしても、これからはどんどんやってゆきたいのですけど』
『まだちょっと一日に行う件数を少なくして慎重に行おうと思ってるので』
『そういう面でもお待ちいただくことになります』
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おおむね、以上のようなお話を伺ってきました
ツレツマの記憶ではこんなところだったと思います
なにか抜けてることはあるかなぁ、だぶん大丈夫
この後、別室にて、検査の日程等の説明がありました


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