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お越しの皆さまへ

ツレツマ

Author:ツレツマ
皆さまお越しいただきありがとうございます。夫(ツレ)が肝臓がんになりました。肝臓がんと肝硬変治療に関してとB型肝炎訴訟のことなどを記しています。(2012/1/27)

ツレツマこと、私も、乳がんになってしまいました。乳がん治療の記録も合わせて綴ってゆきます。(2016/2/4)

2022年2月よりツレツマ体操教室を開きました。勉強したことや時には愚痴っぽいこともこちらに記してゆきます。よろしくお願いします(2022/5/1)

個人的に勉強したことも書き留めてゆきますが、専門家ではなく素人ですので情報には誤りがあるかもしれません。その点よろしくお願いします。写真は愛犬のアリスです。

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明日、手術日決定します

2012.02.19 23:46|2012年
今さら言うまでもありませんが、慢性肝炎を放置すると、
知らず知らずのうちに肝硬変や肝がんに進展することもあるので、注意が必要
キャリアだと分かったあと、慢性肝炎でなかったり、
すぐに治療を始める必要はないと診断された場合でも、
定期的に専門医にて検査を受けて、肝臓の状態を確認しながら生活することが大切

全くそのとおりなのですが、
ツレは昭和55年(30年前)に献血をきっかけとしてB型肝炎ウィルスに感染していることが判り
それから何度か、検査を受けに行ったがいつも肝臓に異常は認められませんでした
ずーっと自覚症状のない「HBe抗原陽性無症候性キャリア」でした

お医者様も「今は治療は必要ないし、ウイルスを殺したりする薬もありません」とのこと
仕事は忙しくなり、帰宅は連日夜の11時ごろ、休日はゆっくりしたい
家庭においては子育ての時期にもなり、紹介された病院が通院するには遠いこともあって
検査からは足が遠のいてしまったのです

それでも、毎年の健康診断では、ASTもALTも上限値を超えていないとのことでした
B型肝炎ウイルスに感染している場合は、ASTとALTが正常でも安心できないということですが
私はそういうことを知らず、ASTとALTが正常値内であれば心配ないものと思っていました
ですので、会社での健康診断を毎年受けているので安心していました

そうこうしているうちに、月日は流れて平成18年、前年まで正常値だったASTとALTが異常を示しました
産業医のコメントは「肝機能値が少し悪いようです。休肝日を作って、再検してもらいましょう」
しかし、ツレは「ウイルス感染しているんだから仕方のない数値だ」と産業医の言葉を無視した模様
検査結果を持って帰ってこないので、私はそういうことを知りませんでしたが
今までの健康診断の結果をまとめて持ち帰ったのを見てみると
産業医のコメントは次のようになっていました

平成18年「肝機能値が少し悪いようです。休肝日を作って、再検してもらいましょう」
平成19年「飲酒量を減らしましょう」
平成20年「肝障害は定期的に再検を受けましょう」
平成21年「昨年に比べ肝機能が悪化しています。少し飲みすぎのようです。
休肝日を作るなど、アルコールを少し控えるようにしてください」
平成22年「明らかに飲みすぎです。休肝日を作り自己管理を心掛けてください」
平成23年「B型肝炎の精査もしたほうがよいので受診してください」

これだけ言われても、休肝日など作らずにお酒を飲み続け、
病院へも行かなかったツレはウイルスを甘く考えていたことが分かります

産業医の方も、肝臓に関してはあまり知識がなかったのかな・・
ツレがウイルスに感染しているキャリアだと知っていながら
あまり適切な助言をしてくれていなかったように思います

平成23年、ASTとALTに異常値が出てから5年目です
ようやく健康診断結果を持ち帰ってたのを見た私や家族から
「早く病院へ!」と言われて重い腰をあげたツレでした

その結果が、肝硬変、肝がんだったわけです
セロコンバージョンも知らないうちに終わっていました

と、今までの経過を思い起こすと、ツレの甘さと私自身の勉強不足が悔やまれてなりません
肝炎ウイルスに感染していると、肝硬変、肝臓がん、に罹る率が高いというので、
心配はしていましたがなにせツレは健康診断結果についてはいつも
「少し悪かったけど心配ない」しか伝えてくれてなかったですし
それでも、「私がもっと勉強していれば、B型肝炎ウイルスの怖さが分かっていたら」と悔やまれます

たとえば平成18年(2007年)に病院で検査を受けたとしたら、
どのような治療を受けることになっていたのでしょうか
エンテカビル(バラクルード)2006年9月保険適応になってます
このときに、病院に行っていれば、がんにならずに済んだのかなぁ~
少なくとも、もっともっと小さいうちに見つけることができたはず
肝硬変ももっと軽いうちから治療ができたはず

と、いろいろ考えると、後悔とツレへの腹立ちで滅入ってきてしまいますが
今になって考えてもしかたない、しようがない

ああだったら、こうだったらと、思い悩むよりも、今どうすることが一番良いのかを考えること

がんは、小さく見つけても大きくなってても、無事に切除できて、
まずはゼロにできれば、また出発点にもどることができる
肝硬変は、バラクルードに頑張ってもらおう
うまく付き合ってゆけば、まだまだ大丈夫、きっと

明日の病院からの連絡待ちにドキドキのツレツマです

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体

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